極夜のオスロに行ってきた(ノルウェー旅行記2)
最終日も内容盛りだくさんです。
Day3
朝ご飯ー カフェ Java(ヤヴァ)
観光最終日は前日の反省を活かし、早起きして朝活。
ノルウェーはコーヒー大好きな人が多いそうで、自家焙煎しているカフェもたくさん。ちなみに圧倒的ブラック派らしいけど、そもそも私はコーヒー飲めないんだよなぁ…
コーヒー好きの連れが調べて訪れたのは Java (ヤヴァ)。日本人の間でもとても有名です。
私はジャスミンティーを頼んだものの、なかなか出てこない…。「紅茶は淹れるのに少し時間もらうけど持ってくから待っててね!」って言われたはず、にしてもまだかな。。。
とそわそわしていたらやってきました。コーヒーを落とすならぬ紅茶を落とすやつで!
そういえばムンク美術館でも簡単にティーバッグじゃなくて本格的に茶葉から淹れてたなって思い出した。観光地のカフェでそのクオリティってすごくない?紅茶大国のイギリスだって観光地のカフェはティーバッグだよ?
きっとノルウェーの人々はコーヒーだけでなく紅茶もこだわりを持ってるんだろうな~丁寧に作ったものをゆったり飲む。そういったひと時を大事にしている印象を受けました。
隠れて撮ってしまいましたが、同じカウンター席でコーヒーを飲んでたお父さんと娘ちゃん。お父さんはパソコンでお仕事、娘ちゃんはタブレットで何かを鑑賞。お父さんは何時からお仕事なのかわからないけど、この時既に9時は回ってたからノマドワーカーかなんかなのかなぁ。
といった想像を巡らせつつ、お父さんが娘の面倒を見られる(しかもカフェで)環境っていいな、と思いました。
ちなみにお土産にできるコーヒー豆売ってます。これ買うとフリーコーヒー貰えるので、わざわざ注文しなくてもJava特製の豆の味が楽しめます。
せっかく頂いたし、少し試してみよう!と一口。苦味というより酸味が強く、私でもブラックのまま美味しく飲むことができました。
店を出たらちょうど日の出を少し過ぎたぐらいで、光がたくさん入って来てとても綺麗だった。
グリーネルロッカ地区、Norway Designs
雑貨を探しにグリーネルロッカ地区へ。街の中心から少し離れており、ムンク美術館とそれなりに近いのでセットで訪れてもいいかも。
まずは事前に調べて気になっていた「Zuzanna G」。見つけたサイトにはリーズナブルって書いてあったけど、質の高いものをいい値段で売っていたかな。
マフラーがバリエーションたくさんあってとっても綺麗な色合い、しかもふわっふわなのでおすすめ。
あとは毛糸屋さんも多く見かけた。色の種類がものすごく豊富。
そして、歩いている中で私が特に気に入ったお店は「Skaperverket」。ここはノルウェーのアーティストさん達が作ったハンドメイド商品を扱っています。
購入物はノートとポストカードの2点。
ノルウェー語の書いてある何かが欲しくて、これはぴったりだった。
ちなみに英訳すると"Notebook for hopeless ideas without rooting any reality"、現実味のないアイディアを書きこむノートといった感じ。他にも色んな言葉のノートが売られてて店員さんに英訳してもらったんだけど、どれもブラックジョークが綴られてるらしくて面白かった。そういうの好き。
この店は日本語サイトでは見つからなかった気がするので穴場かな?おすすめです。隣の服屋もすごくお洒落でした。
住所:Markveien 60, 0550 Oslo, ノルウェー
なぜか名前違うけどSkaperverketでヒットします。
街の中心に戻り、北欧グッズが揃うことで有名なNorway Designsにも行きました。
このカラフルさ。優しい色が好きなので、見ているだけでもとても楽しい。
定番土産のロロスツイードを購入。この大きさで285NOK、3700円ぐらい
マリメッコの鍋敷きは95NOK、約1200円でした。初マリメッコ嬉しい!
昼ご飯ーEngebret Cafe (エンゲルブレットカフェ)
ここは本っっ当におすすめ。オスロを訪れたら絶対に行ってほしい。
ムンクの通っていたカフェとして有名なこの店でステーキサンドイッチを注文。
これは…美味しすぎる…
なんて表現すればいいのかわからないけど、サンドにのっている物すべてが綺麗にマッチしていて美味しい。そしてステーキの柔らかさが半端じゃない。
連れの頼んだスープも相当美味しかったらしく、一口貰ったところ優しい家庭の味がした。日本食だとそういう感覚ってたまにあるけど、海外でこんなの経験したことなくてびっくりしました。
また、写真に写っているビールもその旨さに圧倒された。黒ビールなのにフルーティでさらっとしていて、最高に美味…。
お店のお兄さんに聞いてみたところ、これはクリスマスビールで自分たちが醸造しているらしい。ガストロパブとかならまだしも、カフェでビール作ってるのすごくない?しかもパブを上回る圧巻のクオリティ、頭が上がりません…
あまりにもすべてが美味しすぎてお兄さんにご飯最高だねって絶賛したらすごく喜んでくれた。お兄さんの愛想の良さも200点でした、ほんとに。
色々話をしていると、あそこがムンクのよく座っていたテーブルだよって教えてくれました。窓越しに外を眺めてよく物思いにふけっていたそう。素敵な時間が流れてただろうな。
店の奥から2番目の席
ノーベル平和センター
ノーベル賞受賞式といえばストックホルムである一方、平和賞だけはここオスロで行われるって初めて知った。
中に入るとテクノロジーの進歩を感じる展示が。過去の受賞者のパネルが並べられていて、目の前に立つとスクリーンが動き始めます。
一番好きな偉人、マーティン・ルーサー・キング。 むかし伝記も読んだなぁ
平和賞を受賞するような人って考えていることも偉大で、でもシンプル。
言うは易し、行うは難し。彼らは世界の問題を自分や隣人のこととして受け止め、解決のためにきちんと行動に移しているからこそ偉人って言われるんだろうな。
私にはそういった勇気はなかなかないし実際とても難しいことだけど、彼らに共感し苦しい時代を過ごした(過ごしている)人々に思いを馳せることが大事な一歩なのかなと感じた。来てよかったです。
ノルウェーを旅行して
1月の旅行ということで極夜の中での観光になったけど、ずっと陽が見えないわけではないし私は美しい日の出や日の入りを目の当たりにすることができました。
それに日の入りが早いと店が閉まるのも早いので、夜は部屋でゆっくり一息つけるのが好きだった。ホテルのロビーにボードゲームがあったので、毎晩チェスを楽しんだりなんかしていました。
食事はやっぱり他の国と同じで量は多いけど美味しい。魚が好きな人は食べたいものがたくさんありそう。あとはジュースが美味しくてスーパーで毎日違う味を買ってた。
また、上でも書いたようにコーヒーや紅茶といった飲み物は丁寧にこだわりを持って淹れているなと思いました。
そういえば意外だったのが、遅い時間まで仕事をしているサラリーマンをちょくちょく見かけたこと。福祉や生活水準の高さで名高い北欧のイメージから考えると、この日は遅くまで頑張って旦那さんや奥さんに子どもを見てもらう。けど日曜日は家族の時間を大切に。といった感じなのかな。
日の短さの話に戻りますが、太陽に当たる時間が少ないと陰鬱になりやすいのでノルウェーでは積極的にサプリやビタミンたっぷりの魚を摂取しているそう。うまく環境に適応しながら心の調子を整えるんですね。
色んな面でノルウェーの人の丁寧さやゆっくりとした時間を大切にする意識を垣間見ることができ、彼らの心身の健康はこうしたゆとりから高まっていくんだろうなと感じました。
贅沢にオスロのみの観光に絞ったノルウェー旅行、優雅にのんびり過ごすことができて大満足。ノルウェーはもちろん、オスロ自体もすごくいいところだったのでぜひゆっくりしてみてほしいです。
極夜のオスロに行ってきた (ノルウェー旅行記1)
イギリス滞在中、どこの国に旅行しようかと思索していた時
スカイスキャナーの行き先指定なし を選んでみたところ、ロンドン発で安かったのがデンマークとノルウェーでした。
北欧!いいね!と話が始まった今回の旅。
オーロラ観測も視野に入れていたものの、予算などを考慮し今回はオスロ観光だけにしました。わざわざ北欧まで行ってオーロラを見ないなんて日本からの旅行だったらまずあり得ないだろうけど、そんな贅沢なことができるのはヨーロッパ発だからですよね。
というわけでフライトのみの日を含め3泊4日で行ってきました、今回初のヨーロッパ旅行記となるノルウェーのオスロ観光3日間をどうぞ (P.S. 書きすぎたのでこの記事では1,2日目のみ) 。通貨は1ノルウェークローネ (NOK)で約13円だったので、だいたい10NOK=£1と考えたらわかりやすかった。
また、今回ノルウェーが安価だったのは今が極夜と呼ばれる白夜の逆の時期にあたるからかと。航空券取った後に気づきましたが、これも貴重な体験と思えば全部楽しみになる。
極夜でも北欧は楽しめるのか、陽は見られるのか。記事を読み進めながら想像を巡らせてみてください。
ちなみに宿泊したスマートホテル オスロ (Smart Hotel Oslo)は街の中心部にあるとは思えないほどリーズナブルな上、スタッフがとてつもなく親切なのでお勧め。
Day1
ロンドンから出発、久しぶりのRyanairに乗って朝方到着。
着いて早々何に驚いたって、トイレがとっても綺麗。清掃が行き届いていてペーパーが落ちてないし水道の周りもほとんど濡れてない。
イギリスではほとんどの個室にペーパーが散乱しているし、他のヨーロッパも同じような感じ。でもここは違うなって入った瞬間に思った。あとは手を拭くのが使いきりペーパーじゃなくて、ローリングして濡れてない面で拭くっていう初めて見るタイプだった。面白いな~
街まではわりとすぐなので、大通りでありショッピングが楽しめるカールヨハン通りを早速散策してみることに。
…が、なんだか人がいないしお店も開いている雰囲気がまるでない……
この日は日曜日だったのですが、実はノルウェーにおいて日曜はほとんどのお店が定休日としており、ショッピングモールさえも閉まっています。
日曜はほとんどの商店や銀行が休みとなる。また、オスロでは営業時間が自由に決められるため、商店によって異なる。 ―地球の歩き方「ノルウェーの祝日・休日」
事前のリサーチが不足しており、じゃあどこなら開いてるんだろう!?とその場で調べる時間ができてしまったためちょっともったいなかった。
観光スポットなら日曜も開いていることがわかり、オペラハウスに行ってみることに。
オペラハウス、オスロ大聖堂
ここのオペラハウスは施設内や屋上が一般に開放されているのが特徴で、屋上ではオスロの街を眺望することができます。
これがとっても綺麗!行った時間がたまたま日の入りの時 (15:00-15:30頃…早い)で、こんな景色を見ることができました。
奥まで伸びる夕陽の線が美しい。
極夜にも夕方はあるんだな~、と感動したひとときでした。
また、歩いていた途中でオスロ大聖堂も発見したので立ち寄ってみました。
ヨーロッパで様々な教会や大聖堂を訪れたことがあるのであまり期待をせずに入ったのですが、ここはとても綺麗だった。彫刻の作品が多くて、祭壇のキリスト達も彫刻。しかも平面ではなく立体的。
キャンドルライトもキラキラとしていて、とても落ち着く空間でした。
夜ご飯―Kaffistova
ブラブラしていたらあっという間に夜になり、これは事前にきちんとリサーチしていたご飯屋さん、Kaffistovaというカジュアルなカフェレストランへ。
人の数もまばらでいい感じ。一人でご飯を食べながら新聞を読んでいる方もけっこういました。お茶だけしてるおじさんグループもいたなぁ
トナカイのハンバーグがあったので、せっかくならと頼んでみた。ノルウェー語でElgkarbonaderと書きます。英語でMoose Burgerと書かれていたけどそれでもわからなかった(笑)
この写真では見えないけど、どどーんとさすがの2個盛り。これで180NOK (約2300円)ですが、ノルウェーの物価ならこんなものでしょう。夜にしては訪れやすいと思います。
ベリーソースはかけるかどうか店員さんが聞いてくれます。ほぼジャムでけっこう甘いので、必要なければ断ってしまってもいいかと。
肝心のハンバーグは…しょっぱめだけど美味しい!この味の濃さならお酒も合いそう。クセがあるといえばあるのかもしれませんが、さほど気にならず美味しくたいらげることができました。
Day2
日照時間の短い北欧の冬では早起きが必須!9時前にはホテルを出るぞ!と意気込んでいたものの、目が覚めた時にはすでに11時前であった…まあこういうゆるい旅は私の好物ではある。
ムンク美術館
初めに行ったのは街の中心部から少しだけ離れたムンク美術館。徒歩だと30-40分、地下鉄なら15分しないで着けました。
すぐ近くの国立美術館は2020年の移転に向け閉館中だったため、ムンク美術館だけお邪魔しました。オスロのド定番観光スポットであるはずの国立美術館に行けないって逆に貴重。笑
学生証を見せたら大人100NOKのところ60NOKで入れた。物価は高くても美術芸術の嗜みはリーズナブルに提供してくれるノルウェー。
入口を通過するとすぐに見えるのが折り紙の展示。これが面白かった。どうやら来館者が作っていった作品を自由に展示していけるようです。机の上には絵になりそうな雑誌等の切り抜きや折り方を紹介した紙が置かれていました。
というわけで私たちも早速挑戦。
元々不器用な私は置いてあったインストラクションを必死に見ながらヨットを作りました (えっへん)。雑誌のデザインがひとつひとつ違って出来上がりも異なるのが個人的に好きだったな~。
私たちも一区画使って展示。連れの作品の方がクオリティは高いけど、私はたくさん作って彩り豊かになった。
折り紙を終えいざムンク達の絵を鑑賞し始めたものの、30分しないぐらいで全部見終えてしまうぐらい作品展示数は多くなかったです。コンパクトに楽しむことができてとてもよかった。
ムンク美術館も2020年中に移転・大リニューアルするとのことで、新しい方ではより多くの作品をより大きな場所で楽しめるのでしょう。
ちなみに館内のムンクカフェでは噂の叫びケーキが食べられますが、80NOK (約1000円)と円感覚でもポンド感覚でもびっくりなお値段なので試してみたければどうぞ。ケーキはショーケースに値段書いてないので注意です。
アーケシュフース城
出発が遅かったのもあり、あっという間に陽が傾いてきたと思えばこの日は真っ白の霧に。その中で向かうはアーケシュフース城。
霧がかった道を抜けていくと
見えたー!!
って、これが正面かと思いきや
こっちだったよう。しかも冬で出足が少ないからか思いっきり工事中。写真の左はほとんど工事で隠れてたので省いて撮りました。
正面といえる正面は見えなかったけど、私の愛して止まないアナ雪のアレンデール城の元となったお城を見ることができたので幸せいっぱいでした。
アレンデール城より実際のアーケシュフース城はしょぼいとかいう口コミをけっこう見かけましたが、それはアナ雪への愛の違いだと確信した次第です。愛さえあればあの場にいるだけでめちゃくちゃ興奮します (ここでは語りきれないほどの大ファンなんです… )。
ちょうどアナ雪2が公開され、ストーリーの完成度の高さにアナ雪愛が再沸していたためとてもいいタイミングでオスロに来られたなと思いました。感動した~
ちなみに、気に入りすぎて翌日の夕時に再び訪れたのですがまた違う光景が見られてとってもよかった。何より見えやすかった。笑
すごく綺麗じゃないですか?
ちなみにお城から見える街の景色も前日と翌日で全然違ったので見てほしい笑
霧だった前日は見えなすぎてびっくり(笑)
これは2回も行った甲斐がありました。
夜ご飯―fiskeriet
夜は有名な魚のカフェレストラン、fiskerietへ。リーズナブルでオスロ大学の学生にも人気らしいけど、なぜかアジア人がここだけ大量にいた。
私はまたしてもノルウェー料理のバカラオ (Bacalao、干しダラのトマト煮込み)をいただきました。
魚は元々あまり食べなくてタラも馴染みがなかったんだけど、大好きなトマトと一緒に美味しく食べることができた。あと、初日のトナカイハンバーグと同じく量が多いのでかなりお腹いっぱいになります。
Day1と2だけで内容盛りだくさんの記事になってしまったので、最終日のDay3は別の記事に書こうかな。ノルウェーを旅行していて色々気付いたこととか、食べ物やショッピングの特集もするつもり。とても楽しい旅行だったので次の記事も書くのが楽しみ!
ロンドンのススメ: 英国ブランド「Radley」と「The Cambridge Satchel Company」
英国ブランドといえばバーバリー、ポールスミス、ヴィヴィアン・ウエストウッド等々、日本でも知られているものが数多くあります。
…が、これらはみんなお高く学生はなかなか手が出せない……
そんな中、日本ではあまり知られていないけどめちゃくちゃ可愛くて上に比べリーズナブルなブランドを発見しました。今ではロンドンに行く度に必ず立ち寄ります。
ロンドンに来たらぜひとも立ち寄ってほしい、いや絶対に行ってほしい!筆者の大好きな英国ブランドを紹介します。もうこれは激推しです。けっこう他で書いてないこと書いてるはずなので読んでください。(強制)
あ、ちなみに買ったことはないけどポールスミスも好きなので最後に少しだけ触れています。また、今までに経験したセールの時期と実際の購入エピもどうぞ。
- 1. Radley (ラドリー)
- 2. The Cambridge Satchel Company
- 3.英国ブランドのセレクトショップ:House of Hanover (ハウス オブ ハノーバー)
- 4. [番外編] Paul Smith
1. Radley (ラドリー)
はい来た!もう大好き!もはや英国とかではなく一番好きなブランド!!
本店はコベントガーデンにあります。
ハンドバッグを中心に、革小物を扱っています。トレードマークはなんといってもこの愛らしいスコティッシュテリア。これをまさにlovelyと呼ぶのでしょう
大体の商品にはこのスコティッシュテリアがついています。私が愛用しているハンドバッグにもストラップみたいについていてすごく可愛い。
だいぶ使い古しておりますが…(しかもなんだか画質悪い)、この優しい色合いがイギリスで生み出されていることに驚き。他で見たことのない色の組み合わせでとってもお気に入りです。ちなみに革の触り心地がかなり好き。
…とつい語ってしまいましたが、これは11月の第3金曜から始まるブラックフライデーのセールにて購入しました。元値£199 (当時のレートで約3万円)のところを半額の£99 (約15000円)でお買い上げ。
あれ…元値けっこう高くない?って思いますよね。ただ、日本のアウトレットでようやく3万円ほどで売られているので、ロンドンに来る時がセール時期であれば相当お安いです。学生の私、ここは少し奮発しましたが本当にいい買い物でした。
バッグは大きいものから小さいものまで幅広くあります。色も本当にバリエーション豊かです。
Radleyのインスタアカウント、ぜひ覗いてみてほしい。
ちなみにトートバッグおすすめ。デザイン凝ってるのに安くて買いやすいです。
これは£12 (約1700円)で購入しました。
他には革財布、腕時計、キーチェーン等々…色んな物が売っています。
こちらはRadley Japanのアカウント。どうやら最近更新してないみたいだけど、日本人が好きそうなものが多く載ってる
先日はクリスマス後から始まるボクシングデー(*)のセールにて左のショルダーバッグを購入。スコティッシュテリアが散りばめられた、見たことのないデザインで即決しました。
*Boxing Day。12/26にあたります。イギリスの伝統的なセール日で、元々はクリスマスも働く郵便配達員などにプレゼントを送り次の日に箱を開ける(boxing) ことからこの名前がついたそう。
こちらは元値£159 (約22000円)が£79 (約11000円)。ラドリーのセールは£79をよく見かけます。
で、この時にひとつ気付いたんですけど、大晦日 (ニューイヤーズイブ) に訪れた時はびっくりするほど品数がなかったのが日本のお正月を過ぎたぐらいの時期にまた行ってみたら大量に商品増えてました。店員さんに言ったら入荷したんだよ~って。きっと年末年始は観光客が一気に増えて品薄になるんでしょうね…。
あとその大晦日は日本人の買い物客がたくさんいてびっくりした。一時的に客の4分の3を日本人が占めてた(笑) 一部のガイドブックには載ってるからだろうけど、日本人に知られてることが嬉しかった!すごく可愛い…ってきゃっきゃしてるのを見てなんだか嬉しかったです。(誰)
だいぶ語ってしまいましたが、ラドリーの良さはぜひとも知ってほしいので色々盛り込みました。
イギリス内でも店舗はけっこう色んなところにあるみたい。私の住んでいたとこにも少しだけ置かれていました。ロンドンは遠い…という方もぜひ近場で探してみてください。
Link: Designer Leather Handbags, Purses & Accessories | Radley London
2. The Cambridge Satchel Company
これはThe イギリスを感じるような革鞄のブランドです。革小物も少しだけ売っています。ロンドンでの店舗はラドリーと同じくコベントガーデン。
右の可愛らしい水色のお店です
調べてわかりましたが、satchelってイギリスの伝統的な学生鞄を意味しているんですね。
というわけで紛れもないMade in the UK。かなりしっかりした革を使っているので、少し重さはあるかもしれません。
私が持っているのはこちら。母が旅行で誕生日プレゼントに買って帰ってきてくれました。
色が…お洒落…
革がしっかりしているのもあり、このサイズだとそこまで中には物を入れられません。
こちらもボクシングデーセールの際お店に足を運んでみたところ、多くが半額で売り出されていました。
上の写真にある鞄の大きさで、大体値下げ後£80~120だったかと記憶しています。店内に陳列された鞄たちはとても絵になったのですが…写真を撮り忘れたので直接お店で楽しんでください。笑
その中でも私が特に惹かれたのがこちら。タータンチェックが可愛すぎる (犬は別売だけどこれもだいぶ可愛い…)。
店舗はロンドン、ケンブリッジ、オックスフォード、エディンバラだそう。ぜひどこかを訪れてみてほしいです。
Link:
余談ですが、マーケットで有名なカムデン(Camden)にてサッシェル鞄の出店を見つけました。Stables Marketというところにあります。
3.英国ブランドのセレクトショップ:House of Hanover (ハウス オブ ハノーバー)
この前初めて見つけた!ここであればセール時期に関係なく、常にアウトレット価格で販売しているらしいです。2階には日本人の店員さんもいました。
場所はリージェントストリート (Regent Street)を少しだけ横道に逸れたところにあります。リバティロンドンにとっても近い。
住所: Jammal House, 13-14 Hanover St, Mayfair, London W1S 1YH イギリス
上に紹介した2つのブランドもここに売られていました。Cambridge Satchelに関しては、本店で扱っていない二級品?を割安で販売しているそう。Radleyの商品は一部被っていたかな。
Cath Kidstonのコーナーもありますが、特別安くなったりしていたわけではないので個店舗で選んだ方がよさそう。
また1階にはマフラーがたくさん売られていましたが、私にはとてもお高くて全然手が出せなかった…とっても綺麗なので見るだけでも楽しい。
このお店についての記事があったので載せておきます。複数読んだガイドブックでは見かけなかったから、穴場なのかなぁ
あと何がすごかったってポンドのレートが良すぎる…手数料が安くレートが良いソニー銀行でもこの冬は142-144円だったのに、ここのCurrency Exchangeは£1=139円代だった。とんでもなく安いと思うので、留学生やこっちでの滞在者もここで両替するのがいいのではないかな。
4. [番外編] Paul Smith
ここでは2つの店舗を紹介します。
一つ目はコベントガーデンでラドリーのすぐ横にあるのがポールスミスの店舗×3。ロンドンに来たらまずここを訪れることになると思います。よくお店の外観のデザインを変えているので、いつ行っても楽しい。
私はあの有名なカラフルデザインのグッズをいつか物にしたいと願い続けているのですが、小さなバッグキーホルダーで£110でした…とほほ
セール品については、一応メンズだったもののレインボーが一部にあしらわれたお財布に惹かれた。確か元値£150で割引後£90。でもラドリーでバッグを買ったので、初ポールスミスはやっぱり社会人デビューしてからにします。
また、レディースの店舗でこんな素敵なバッグを見つけました…高すぎて忘れちゃったけど、£200は優に超えていた気がする。
ただ二つ目に紹介するPaul Smith Sale Shopでは、そんなお高いポールスミスが常にアウトレット価格で販売されています。本当にリーズナブルだった!連れがお財布を買いましたが、値引き価格£99がさらにセールで20%オフになり£79でした。
場所は先ほどのハウス オブ ハノーバーにとても近く、もう少し横道を歩いて左に向くと小道にあります。少しわかりづらいかも。
住所: 23 Avery Row, Mayfair, London W1K 4AX イギリス
番外編なのにやっぱりたくさん書いてしまった…笑
2つのブランドだけを紹介するつもりが結局てんこ盛りになってしまいました。そして筆者のテイストがだだ漏れ (繊細な可愛さや色遣いが好きです…ハイ)。普段は物欲もそこまでないのですが、そんな私がつい財布の紐を緩くしてしまう場所です。
本当にお勧めなのでロンドンに来たらぜひとも!訪れてみてほしいです。それぞれが近いところにあるので、多分コベントガーデンとオックスフォードサーカスに行けば全部行けちゃうはず(笑)
きっと買ってよかったと思えるショッピングが楽しめますよ。
留学先で触れた生のイギリス英語たち
明けましておめでとうございます。投稿が滞ってしまっていますが、下書き一覧は頻繁に活動しております。
今、一ヶ月ほどイギリスに遊びに来ています。留学していた先に滞在してたまに旅行やお出かけをする、といった緩やかな生活がとても楽しい。
そしてまた触れられたイギリス英語。あーこんなのもあったなぁって懐かしんでいる日々です。
今回はそんなイギリスならではの言い回しを紹介していきます。久しぶりの英語にまつわる記事だ~
ブリティッシュアクセントやイントネーションも紹介するので、ぜひ想像を膨らませてみてください。
・lovely
イギリス英語の骨頂。ほんっとにすぐ何でもlovelyって言います。日本でいうところの「これかわいい~」って感じなのかも。特におばさま方が使うイメージです。
(そういえばこないだ見かけたおばさま達は綺麗な景色を見てquite niceって言ってたなぁ…これもたまに聞く。)
例としては、お店での最後の挨拶や知人同士でHave a lovely day!ってよく言われます。この時の発音がめっちゃくちゃイギリス英語で個人的に真似するのが大好き。lovely自体の発音もだけど、dayが抜けていくように言われるのがすっごくブリティッシュアクセントだと思う
あ、あとIt's lovely to meet youってよく言われます。great to meet youなどと同じ意味です
すごく面白いのは何ポンドでーすって言われてお金を渡すとlovelyって返されたりします。どういう意味なんでしょうね。もうとりあえず言ってるというか、口癖なのでしょう
・brilliant, perfect
これも上に書いた場面のように、お店でお金を渡すとよく言われます。私もカフェでお会計をしていた時たまに言ってみました。
イメージですが、女性がlovelyなら男性がperfect, brilliantと言うことが多いかも
・Are you alright? /You're right?
イギリスで生活するなら欠かせないフレーズ!絶対覚えるべし!!
これはHow are you?とまったく同じように使われます。とりあえずの挨拶です。アメリカだとHow's it going?とかWhat's up?って言われるイメージですがこれらを使っているイギリス人を一人も見なかったので面白いですよね。ちなみにニュージーランドに行った時はホストファザーがAlright?ってよく言ってきました。あの時はまだ大丈夫?って聞かれてるのかと思ってたなぁ。
私は初めフラットメイトにこう挨拶された時、「なんで大丈夫って聞いてきたの…?」とそのままスルーしてしまいました。
もしAre you alright?と言われたらYeah, (and) you?「元気だよ、君は?」と聞き返すのが典型的かと。 フラットメイトはそう聞き返すといつもNot bad.と言ってきました。いつもそう答えるねってある日言ってみたら笑ってた、イギリス人らしくないですか?(笑)
二つ目に書いたYou're right?は短く簡単に言ったものです。ユアライッ?とスーパー速く言われても動じずに返せるとかっこいいですよね。
あと面白いのは、おばさま方の挨拶でHello~! Are you alright?と異常なほど声高くやり取りする光景をよく見かけることかな。めっちゃテンション高くてかわいいので見る度に楽しんでました。イントネーションはハッロ~!⤴アユオーラーイ?⤴でしょうか。カタカナ表記だとすごくバカっぽく見えて申し訳ない(笑)
・Cheers!
乾杯!だけではないこの単語。ありがと!と軽く言うことができます。男性、とりわけおじさんがよく使うイメージ。お店の人もよく言ってる。
買い物をした時、商品とレシートを受け取ったらThank youの代わりにCheersと言ってみてはどうでしょうか。余裕がある感じで、口にしてみるとちょっと嬉しくなります。
・Hi ya!
これもテッパンの挨拶!フラットメイトとの間やスーパーの店員とよく交わします。
発音は「ハイヤ!」。ライトで親しみやすい感じです。そのため、カジュアルすぎないお店や年の離れた人に対してはHelloと挨拶するのが良いのではないかと思います。
ちなみにニュージーランドではSee ya!がテッパンのお別れの挨拶ですがイギリスでは使われている場面に遭遇したことがありません。似ているのに少しだけ違うのが面白いですね。
・~, don't you?/ aren't you?
面白いほどみんな使います。発音は上の二つだと「ドンユー?」「アーンユー?」であり、t は完全に発音しません。
使い方は習った通りです。そうだよね?って念押しの意味があります。もちろんこれだけではなく~isn't it?などにもできますよ。
・Do you?/ Are you?
これ注意してほしいのが、上とは違う使い方になること。相手への念押しと異なり、あなたが(そうだったの)?と相手への直接的な反応と表現すればいいでしょうか。相槌のひとつなので、そもそもの使い方が違いますよね。
私が病気で寝込んでいたことを伝えたとき、何人にもDid you?と言われました。どこどこに旅行に行ってたんだーと話した時も言われたかも。
あと面白いのはイントネーション。Do you?⤴ではなくDo⤴ you?⤵となり一音目が極端に高くなります。つまり発音自体は上のdon't you?と同じ。が、こっちの方がテンション高めかな~
・happy to do/ with~
イギリス英語なのかはわからないけど…相手への確認でよく使われます。terms and conditionで同意して進むとかよくあるけど、あんな感じ。
あとは病院で説明を受けた後、Do you have any question? Are you happy with this?「質問はある?これでいい?」って聞かれたこともあったかな。クラスで出された課題の量や内容の確認で聞かれたこともあります。
その他、イギリス英単語
・car park: 駐車場 (米: parking lot)
r が2つ含まれているのもあり、これの発音が好き
・aubergine: ナス (米: eggplant)
・hire a car: レンタカー (米: rent a car/ car rental)
ちなみにノルウェーではrentが使われていました。
一つ一つの解説が長くなってしまいましたが、知れば知るほど奥が深いなーと感じます。
特にイントネーションは本当に面白くて、私がイギリス英語で好きな要素としても大きいです。
憶測なのですが、語尾の発音なんかはフランス語と関連があるのかな…と。フランス語の場合、後に母音のない子音は発音しないため語尾の s や t などを発音しないことが多いです(*1)。また、r も抜けるような発音となります(*2)。
*1: 例えば首都のパリはParisと書いてパヒ、のような発音
*2: さようならと挨拶するAu revoirはオゥヴォワと発音。難しい!
上に紹介したDon't youをドンユーと発音することや、r がアメリカ英語のように舌を巻く発音ではなく抜ける感じであることなどからフランス語と似ているなーとよく感じます。
やはり現地で生の英語に触れ、違いなどを学んでいくのは楽しい。
こういった日々の気付きを実践して、イギリス英語の使い手に一歩ずつ近づいていきたいものです。
海外生活での自分との向き合い方
教習所にせっせと通い、バイトにも勤しむ日々。
もし海外でも運転する機会があったら…とマニュアル免許を取ろうとしているのですが、思った以上に面白くてけっこう楽しんでいたり。
運転ってかなり性格が出るらしく、教習中に教官と性格やタイプの話をする中で私は「慎重」とか「頭で考えるタイプ」とよく言われます。
あとは褒め言葉だと、「一つ一つ積み重ねてできていく」とか。
教官によるこのような性格診断、新鮮であり意外と発見もあって面白い
というのも、就活中の自己分析では「思い立ったら即行動」が自分のタイプであり、適正検査でも計画性<行動力を選んでいたから。
でも確かに、言われてみれば頭でばっか考えてる時もけっこうあるなと教習所で気付きました。
教官が「英語喋るのもまず頭で文考えてから話したいでしょ?」って聞いてきた時はビンゴすぎてそういうことかーって(笑)
たらたらと教習所の話をして何が言いたいかというと、人の性格が留学や言語上達に大きく影響するんだろうなーということ。
どうすれば他の人と馴染めるか。
どうすれば異なる環境に馴染むことができるか。
自分のタイプがわかれば、慣れない海外での経験や異文化を持つ人との関わりにおいて役立つことがあるんじゃないかな、と思います。
色々悩むこともあるであろう海外での生活において小さなヒントになるかも。
留学する中で、そして今でも感じる私の欠点は心配性で自信がなく、度胸がないこと。
英語の実力は十分あるのでイギリス人に上手いねって何度も言われたし、発音がわりと良いからか日本人にもペラペラだと思われがち。
でも、自分の気持ちがそれに蓋をかけてしまっているところもあります。
教習所でも「技術は悪くないのに気持ちが追いついてないよね」って言われたし(笑)
もっとフランクに接すればいいのに、上手く喋らなきゃと勝手にハードルを上げて
知らず知らずのうちに肩に力が入りすぎているなんてこともよくあります
たぶんこの癖はずっと続くんだろうな、と思う。
留学を終えて以前よりはコミュニケーションの感覚を得てもなお、バイト先なんかで外国人のお客さんを前に緊張している自分がいます
留学していると、いつも以上に自分の欠点が浮き彫りになって嫌悪感や劣等感が生まれることはよくあると思います。
そのような欠点と上手く付き合い、とにかく場数をこなしていくこと。これに尽きるのかなと。
一方で自分の強みを発揮して成果を得られれば、それも大きな経験になります。
冒頭でもちらっと述べましたが私はわりと行動力のある方で、これやってみたい!と決めたら色んな手段を使って実現しようとしたり試してみたりします。
そのお陰で、病気で発表できなかったプレゼンのリアセスメントを認めてもらえたり(キツかった~笑)、教会のカフェで働くなんていう貴重な経験や人との出会いがあったり。
日本に来た外国人の知り合いを見ていても、人によって非常にさまざま。
日本人と結婚したあるアメリカ人は日本が大好きで、文化の違いがあってもカルチャーショックというよりはどうして違うんだろう?と興味を持つタイプ。
アメリカンジョークは全然抜けていないけど笑、すごく礼儀正しくてフレンドリーです
一方、武道が好きで、日本で働きながら趣味を楽しんでいるイギリス人はどこかで壁を作っているというか…。
そもそも純イギリス人ではなく中東の血が通っていることから、学生時代は学校で嫌がらせを受けたことがありイギリスが好きではないそうで。でも日本ならではの仕事観は合わないらしく、まさかの音楽聴きながら仕事してます(笑) 私たちとの距離も一定は置いてるといった印象を受ける。
そんな彼は日本での生活にちょっと疲れてしまったらしく、少しの間別の国に住むことを考えているそうです。
留学先で知り合った日本語専攻の友人たち(二人とも中学まで香港育ち、10年以上イギリス在住)も、バックグラウンドがほとんど一緒でもタイプが全然違うのが面白い。
片方はイギリス人の彼氏がいるのが大きいのか、性格やノリも一般的なイギリス人に近いです。細かいことは気にせず、一緒にいて気持ちがいい。
もう一方はというと、すごくまめであらゆる所作に日本らしさを感じることが多々。気も回るので、頼りがいがあります。
そんな彼女もいざ留学で日本に暮らしてみると、人間関係や食文化など戸惑うことも少なくなかったよう。
このように、色んな人が色んな形で異国文化や生活を体験しており、時には葛藤もしています。だから留学もほんとに十人十色なんだなーと思う。
あとはやっぱり、自分を見つめ直す時間は増えるのかな…と。
この時間を活用して自分がどんな人なのか、どういう強みや弱みがあり、何をもっとしていくといいのか。たくさん考え、行動することが次のステップをどんどん作っていくのだろうと思います。
初めに話を戻すと
どうすれば他の人と馴染めるか。
どうすれば異なる環境に馴染むことができるか。
これを自分の場合に当てはめると、他の人と馴染むためにとにかくこちらから話しかけていました。
頭でぐるぐる考えてから挑むタイプの私は、脳内で話しかけるシミュレーションを行ってからいざ出陣することも多いので一回一回エネルギーを使います(笑) だからそのエネルギーがない時や、なんとなく勇気が出ない時はフラットメイトのいるであろうキッチンに行かないことだってありました。
一方、ちょっと頑張ってみようとまずは一言発してこちらから話しかける機会もたくさん作りました。話す機会が増え、慣れてくれば以前ほどの勇気も必要じゃなくなってきますよね。あと、向こうが笑顔を見せてくれるととっても安心したものです。
次に、異なる環境への馴染み方。
これはなんだろう…楽しんだもん勝ちかな?日本にはないものを発見する面白さや好奇心があったので、私はわりと楽しめたかなと思います。
例えばイギリス英語やミュージカル、圧倒的な種類を誇る紅茶など、自分の好きなものを探求すると異なる環境や文化も楽しめるんじゃないかな。(紅茶はイギリス行ってからかなり関心高くなりました。紅茶屋さん巡り楽しい…)
前にお酒やクラブ文化についての記事を書きましたが、馴染もうとして無理をするのではなく自分にできることを探すのがいいと思うしいい成長になるはず。
異国の地での馴染み方って、案外自分との向き合い方に直結するんじゃないかなってこの記事を書いてて思いました。
だからたくさん自分と向き合って、たくさん行動してみてほしいです。あとよく言っていることとして、現地にいて肌で触れて感じたことや気づいたことはきちんと記録しておくとすごくいい。
留学から帰国してもう1年、留学が始まった頃からはなんと2年も経ってしまいました。
あの時イギリスで体験したこと、浮かんできた感情、発見…ひとつひとつが私にとっての大きな財産ですが、やっぱり時間が経つと当時の感覚は薄れてしまう。語学しかり。
帰国してからは「しばらくは海外での生活はいいや~」なんて言っていましたが、最近また恋しくなってきたり。大変なこともたくさんあるのはわかっているけど、そういった試練さえもまた経験したいな。
将来的には仕事でも…なんてのんびり考えていますが、実はこの冬にひと月ほどイギリスに遊びに行くつもりです。まずはそれを楽しみに色んなこと頑張ろっと。
就活で知りたいことあれこれ 第一弾
前々回あたりの記事で就活記録やるよ!宣言をした気がするので、突っ込んで色々書いていこうと思います。
最近、これから就活の後輩たちに色々聞かれます。
世話好きな私はその度にたくさん話してあげたくなってしまう…
そうだ、ブログ書こう。
ネットや噂で出回るあんなことやこんなことについて、一就活生が答えることで少しでも安心して臨んでもらえたらなと思います。
- ズバリ就活はいつから始めるべき?
- インターンって参加した方がいい?
- インターンシップの落とし穴
- 何社受けた?
- 3月1日からの流れは?(3月解禁の20卒の場合なのでご参考までに)
- OB・OG訪問はするべき?
- 就活の軸ってなに?どうやって決めるの?
- 業界の絞り方は?
- 業界研究/企業研究ってどうやるの?
- 就活中の思い出
ズバリ就活はいつから始めるべき?
私としては二つの考え方があります。
一つ目は、3年の夏から。まずは合同企業説明会だと思いますが、インターンに参加すべく参加するもよし。とりあえず気になるところの話を聞くもよし。ただひとつ言っておきたいのは、この頃から全速力を出すと冬に失速します(経験談)。
二つ目は、3年の冬から腰を上げて3月1日から本格スタートすること。ちなみに私の時(20卒)は3年夏には「まだ就活はな~」とか言っていた輩が、冬には「インターン行ってないの?」とほざき始めます。あとで言いますがインターンがすべてではないので決して焦らず。
ちなみにですが、私は留学前から合同企業説明会に参加していました。つまり19卒が夏インターンを始めるタイミングです。これは留学前に将来やりたいことを少しでも見つけられれば留学の方向も定まりやすいかなと考えたからです。
結果、やりたいことは見つかりませんでしたが自分は公務員ではなく民間に行こう!とひとつの大きな選択をすることはできたかなと思います。
インターンって参加した方がいい?
必須とは言いませんが、ひとつだけは行っておいて損はないかもしれないですね。
というのも、働くことの感触を得られるからです。私は夏に5日間のインターンシップに参加しましたが、例えば営業に同行させてもらったことから営業へのイメージが変わりました。
その時の話はこちら↓
ちなみに冬はインターンに参加していません。全部落ちました。
でも、この唯一のインターンだけでも十分だったな、と就活中も思っていたし今もかわらず思ってます。
インターンシップの落とし穴
これ、経験するとけっこうショックを受けることになると思うので言っておきたいのですが、インターンシップには二つの落とし穴があります。
ひとつ目は、夏や冬にインターンを頑張りすぎて本選考前に力尽きること。ふたつ目は、インターンに参加したから本選考も上手く行くだろう、もしくは優遇されるだろうという油断インターン生になってしまうこと。
特に強調しておきたいのは後者。これは本っっっ当にそうです。やっぱりインターンが本選考と繋がっていると思うのが自然ではありますが、本選考になると企業は容赦なく落としてくることを頭に入れておいてください。
私はインターンにエントリーすらしていなかったのにESが通っていた一方、インターン組(そして事前のグルディスで目をつけられ呼ばれていた優先ルート組までも)が大量にESで落とされていたということもありました。某掲示板がめっちゃ荒れていたのを覚えています…
何社受けた?
私は大体20社ほどエントリーしました。説明会だけならもっとあります。
そのうち面接等に一度でも呼ばれたものは10社ちょいです。
3月1日からの流れは?(3月解禁の20卒の場合なのでご参考までに)
まず、学内開催の合同企業説明会に2週間ほど足を運び、同時並行で3月初旬から個別の企業説明会に行きました。
総合職の場合、3月の終わり頃からESの締め切り日が始まり、約2週間はほとんど毎日何かしらのエントリー締め切りに追われていました(大変な時期①)。
4月の中旬(一部初旬)から早速面接に呼ばれました。これは企業や業界によって様々で、6月1日解禁は本当に一部の大企業だけかと思います。その一部企業でさえも水面下で色々やっているので、解禁って本当に建前なんだなと。
大変な時期②は…面接にどんどん落ち始める頃でしょうか。一喜一憂してるとやっぱり疲れます。
OB・OG訪問はするべき?
機会があるならするべきだと思います。
ただ、私は大学のキャリアセンターの名簿で志望企業が全然載っていなかったこと、社員と一対一で話すことの気まずさをよく感じていたことから、2企業から2,3人ほどしかアポを取りませんでした。
OB・OG訪問が苦手だった理由。この記事はかなり共感した
さて、OB・OG訪問が苦手…でも社員の生の声は聞きたいし…という私の解決法は「説明会できちんと質問すること」です。
企業によっては、説明会の中で座談会という質問受け付けるよ!なんでも聞いてね!みたいなコーナーを設けてくれます。この時に自分が聞きたかったことはどんどん解消していきました。
個別でないとどうしても聞きづらいようなことならまだしも、OB・OG訪問で聞くことはこういった座談会で聞く質問とそこまで変わらないと思います。
ただし、業界や企業によってはOB・OG訪問が盛んだったり、面接で誰かうちの社員に会いましたかと聞かれたりもします。
就活の軸ってなに?どうやって決めるの?
これ、すーっごく悩みました。軸が大事って言われるけど、大事なだけにわからなかったんですよね。
ただ思ったのが、これって”就活の軸”と考えるから難しいのであって、わかりやすく言うと”自分自身が大切にしていること”なんじゃないかなと。自分が大切にしていることを仕事でも実現できたら、それは本望であって自分が働く意義にも繋がるのではないでしょうか。
私がたどり着いたのは「快適な暮らしを実現できる」こと、それによって「人の心の豊かさを生み出せる」こと。簡単に言えば、毎日がさらに快適で少しでもストレスフリーになればもっと幸せになれるよね!ってことです。
こう考えた経緯としては、アルバイトの接客業で人が笑顔になるのを見ることが大好きだと感じたからです。それを発展させて、笑顔やポジティブな心の動きがもっと溢れる世の中になったらいいななんて考えました。日本人、特に都会の多くの人は顔が死んでるからね(笑) そしてそのためにはよりよい暮らしを作ることが大事だな、といった具合です。
意外にも(?)こういうことを企業理念で唱っているところってたくさんあるんですよね。
業界の絞り方は?
私はわりと絞った方ですが、本選考時でもあんまり業界絞ってないんだ~という人をよく見かけたので無理して絞る必要はないと思います。
よく言われる絞り方は就活の軸と擦り合わせて~ですが、まずは少しでも興味のあるところは話を聞いてみて、その時に抱く印象やフィーリングで選ぶのがいいのではないでしょうか。私はこの人好きだなぁと思えるかどうかを大事にしていました。笑
業界研究/企業研究ってどうやるの?
ある説明会で業界研究のヒントとして教えてもらったのは、その業界がない社会とある社会を想像して比較し、その差が社会での役割であると考えることです。
わかりづらいので金融業界の例を挙げると、 銀行がない社会では私たちは安全に財産を確保しておくことができないし、新しいプロジェクトに取り組みたいけど資金がない中小企業は融資を得ることができず、成長の余地がなくなってしまいます。
ある説明会で出会った子は金融業界を目指しており、自分は地方出身で小さな企業を見てきたから融資という形で後押ししたいと言っていました。正直、私は周りの多くの人が金融業界に就職しているのを見て何がいいんだろう?と疑問しかなかったので、この発見は大きかったです。
あとはネットで地道に調べたり、業界地図で位置づけを見てみたり。
企業研究は生の話を聞くのが一番だと思うので、積極的に説明会に参加、そして気になることがあれば質問もしてみてくださいね。
友達との情報交換が大事、就活は情報戦だと言われたりしますが、別に自分の力で全然調べられるなと思いました。私は1年遅れての就活で周りに就活生の友人がほとんどいなかったので、説明会や面接で一緒になった人と少し喋るといった機会で人からの情報を得ていたぐらいです。
就活中の思い出
これ書きたいだけなんですけど、ある企業での最終面接前のこと。
選考とは関係なく、最終面接前に不安は全部晴らしておこうという目的で社員とのトークセッションを設けてもらったことがありました。
一対一で行われるので、まあOB・OG訪問みたいなものです。ただ、ここでは20年目超えといったベテラン社員ばかりが相手でした。
まあ緊張したんですけど、当時はほぼ第一志望の企業でどうにか聞きたいことは聞ききろう!と色々お話していたところ、最後に社員の方に
「あなたはまっすぐな人だ」
って言われました。
すごく嬉しかったです。たくさんの経験をしてきて、自分よりずっと年上の人にかけてもらう言葉ってやっぱり重みがある。
この人から受けたアドバイスを信じて必ず最終面接で発揮しようと強く思えました。結果的に落ちてしまったけど、最終面接まで進めたことは誇りでありいい思い出です。
さて、ネタはまだありますがそろそろ力尽きてきたので気が向いたらまた書きます。
ここに載っている以外でこれは知りたい!記事の中でもっとこれについて詳しく聞きたい!ということがあればお気軽にコメントください。
夏のインターンが終わる頃。
勝負はまだまだこれからです。
宗教について
けっこう前の話ですが、ノートルダム大聖堂が焼損してしまいましたね…
(本当は話題がホットな頃に書いたまま下書き行きだった)
焼けていく大聖堂を見つめながら聖歌を歌う人々の姿
今回の件でも改めて感じたけど、宗教ってそれを信仰する人たちにとってすごく大きいものなんですよね。
私もイギリスでたくさん目の当たりにすることとなった宗教について今日は書こうかなと。
以前もちらっと触れたことがありますが、私はイギリスへ留学していた時にカフェでボランティアをしていました。
そして、そのカフェは教会の中にありました
作ってもらったフローズンカフェオレを飲みながら仕事。
ここにいたお陰でレジ打ちを英語でできるようになったのと、ポンド札と硬貨の計算がだいぶ速くなった
教会ってずらりと椅子が並んでいて、奥には牧師のための聖書台が置かれてるイメージですよね。そしてその後ろにはステンドグラス。
しかし面白いことに、蓋を開けてみると教会はお祈りの場以外にも色んな用途で使われています。
確かコッツウォルズに近いチェルトナムでは、ひろーい教会をふんだんに使用してイタリアンレストランをやっていました。
私のいた街でも、カフェのほか蚤の市をやっていたり…
そしてカフェで働いていて気づいたのは
「教会がひとつのコミュニティである」ということ。
仲の良いクリスチャンの友達が、深い友達ってなかなかできるものじゃないけど教会ではそういう人と知り合えることが多いんだよと言っていたり
カフェで仲の良かった30代の人が、私の学校での友達(まだ10代)と実は教会が一緒で知り合いだったり。
教会は同じ信仰を持つ人たちが集まり、考えを共有する場であることを思えば、確かに深い関わりが生まれるのも自然なことなのかなと。
そういう、いわば心の拠り所が身近にあって深い部分で繋がれる人とも出会えるなんて、すごく素敵なことだな。羨ましいなと感じるようになりました
ある時、カフェで働いていた他のスタッフに
「私たち無信仰の人にとって、教会はただ美しい内装や外観を持つ建物でしかないんだよね。だから観光地でわけもわからず写真を撮るのが時々申し訳なく感じる…」
と以前から思っていたことを明かしてみたところ、
「そういう罪悪感さえも神は許してくれるのよ。だから大丈夫」
と彼女は言ってくれました。
なんだか、私にはまったくもってない考え方というか…この人たちは神の許しや受け入れと共に人生を生きているんだな。そういった人生はまったく違うものなんだろうなと感心しました。
また、ローマに母の友人で牧師を務めている知り合いがおり、バチカンにあるサン・ピエトロ大聖堂(カトリック教会の総本山)に一緒に行った時のこと
中に飾られている絵を見ながらこれはキリストのこういうシーンを反映しているんだろうなど、色々解説してくれました。
ただ絵画を眺めるしかなかった私からすれば、そうやって思考を巡らしながら鑑賞することができるのは羨ましくもありました
(現代美術が好きなので、ロンドンのテート・モダンはけっこう楽しめたんですけどね…いわゆる絵画への嗜好はまだまだ…)
以前LGBTについての記事を書いた時にキリスト教の考えにも少し触れましたが、解釈によって考え方が異なるのも宗教の面白さであり、まさに信仰の自由なのかもしれないですね。
このように、宗教は知れば知るほど奥が深いこと、日常生活に信仰を取り入れることの意義の大きさなど、イギリスにいる間に学ぶことが非常に多くありました。
たぶん留学経験のうちで占める比重も大きい。
ボランティアした場所がたまたま教会で本当によかったと思います。まさに異文化体験でした。
日本では敬遠されがち、馴染みのない宗教ですが、留学など海外に滞在する機会があればぜひ興味を持ってみてほしいです。