夢ってなんだろう
日本の生活にすっかり戻ってから、ついブログもご無沙汰になってしまう。
やることが溢れて溢れて、やるべきことをやらなくて怒られたり。やりたいことも先延ばしになったり。
やりたいこと
いよいよ就活を目の前にして、自分が一生をかけてやりたいことは何かを考える時期になりつつあります。
私は以前の記事でもお話しましたが、留学を経て将来の夢ややりたい仕事を見つけることはできませんでした。
むしろ、英語を使う仕事だったり国際的なことだったりと、今まで持っていたなんとも抽象的なこだわりさえも手放し現在は完全フリー(喜べない)
そんな中、物流業界のインターンシップに参加する機会を得ました。
(国際物流である)貿易に興味がある人、物流に必要な貨物を運ぶもの(船や飛行機=キャリアっていいます)が好きな人、はたまた営業をやりたい人。
インターン参加生が目指すものや関心を示すことは本当に様々でした。
そんな私は自分の好きな空港に行けるインターン内容だから、という理由で参加しました。
それからこれは業界と関係ないですが、留学を終えて私が成長したことはなんだろう、どんな能力を発揮できるだろうとの考えから「自分試しをするため」にも企業で他の学生と関わりたいと思っていました。
インターン中は、非常に様々な刺激を受けました。
まず英語力。
少しだけ参加学生全員が英語を喋る時間があったのですが、まったく喋れない人は誰一人としていませんでした。
この刺激はとても自分にとってよかったです。留学帰りの浮ついた気分に待ったをかけることができたというか、純粋にみんなすごい、と思えることができた。
今や5人に1人が留学に行くらしいですね。本当にびっくり。
もちろんそうでない人も参加学生の中には多くいましたが、みんな自分の伝えたいことを最低限伝えられている印象を受けました。
次に、持っている知識の豊富さ。
私は物流業界やそれに関する時事ネタをまるで知らず、ずいぶんとチームのメンバーに尋ねまくったものです。
とりわけグループプレゼンをおこなうにあたり、知識や時事ネタを持っていることは非常に役に立つと感じました。ある主張や掘り下げをしたい時に具体例を出して検討することができるから。
いつも親に口うるさく言われている新聞を読むこと、アンテナを張ることの大切さを実感した次第。
そして、将来への志。
ある国で働きたい、海外ならどこでも行く、必ず物流業界へ行きたい
3年の夏でこういうことがはっきりと言えるってかっこいいな…って。
私は、年を重ねるごとに自分のやりたいことがどんどん見えなくなりつつあります。
国連で働きたい!と何も考えずに言っていた高校時代に比べ、海外の院に行くほど働こうと思えない今。
海外駐在してみたい!と海外への関心が膨らんでいた留学前に比べ、慣れない国や土地で過ごすことのタフさを知った留学後。
何をやるにも、絶対に悪い側面がある
私はそちらにばかり目を向けて、自分を可能性からどんどん遠ざけているのかな…と
でも、就活を終えた同い年の友人が「そんな夢みたいな仕事なんてないよ。みんな地道だよ」って教えてくれた
私はやりたい仕事を探す際、やりがいや仕事のダイナミックさを求める部分が大きかったため
友人のこの一言やインターンシップで現実を思い知らされました。
かつて打ち込めるほどに頑張れたアルバイトを振り返って考えてみると
今は美化された思い出も、案外人に言うとブラックじゃんって言われることが多かった
でも、私は自分がしていることに誇りを持っていたし、ステップアップができるやりがいも感じながら働いていました。そして何より楽しかった
好きじゃないけど嫌いではない、大変だけど悪くはない、と
自分のやってることって悪くないなって思えれば続けられるのかな。
もちろん夢を持てればそれが一番いいです。けど、年を追うごとに現実と理想の狭間で夢を持ちにくくなってしまったのかもしれません。
どの友達にも自己分析!って強く言われました。自信をなくしそうになるけど、私は私の頑張れることを少しずつ見つけていきたいなと考えています。