キママブログ

イギリスに一年留学しています。個人的な記述も多いですが、なるべく多くの方に留学の良さやイギリスの魅力を感じてもらえたら幸いです。

イギリスでのLGBT、同性愛者について日本人が考えること

 

今お世話になった人にお礼の手紙を書いていて、「みんながあなたの優しさに魅力を感じていた(みんなあなたのことが人間的に好きだった)」というような内容を書こうとした時に手が止まり。

 

人間的に魅力があるってなんていうんだろう…?

と、英英辞典を引いてみました。

 

fascinatedが恐らくこの文脈に当てはまる単語で、二つ目の候補で考えていたattractedは性的に惹かれるって意味合いがあるらしいです。間違えて使わないようにしなきゃ。

 

 

ところで、私たちが惹かれるのは異性でしょうか。それとも同性でしょうか。

最近よく話題になる同性愛やLGBTについて、イギリス留学の中で一日本人として感じたことを今日は書こうかと。

 

元々、私はジェンダーの問題に興味があり男女の違いやいわゆる男社会などに関心を持っていました。

なぜ興味があったのかと言われるとわからないです。でも、女性として思うことがあったのかも。

 

その関心は同性愛にも向いていきました。生物学的に本来は男女が惹かれ合うものなのに、体や心のあり方によって同じ性に魅力を感じるって不思議だなって。どちらの性でもないバイセクシャルも、正直未知の世界です。

 

日本でもようやく話題に上がってきて、でもいまだ先行きはなかなか不安定。先日もLGBTトイレを推し進めようとする取り組みに批判が集まったりしていましたよね。

 

www.sankei.com

 

日本のことを悪く言うつもりはありません。

それでも、ああでもないこうでもないと批判してせっかくの取り組みが下げられてしまうのはもったいなと感じます。レインボーシールを貼られて当事者が批判するのって、LGBTの象徴であるはずのレインボーカラーを後ろめたく感じているからなのかなと。

で、その後ろめたさは、結局社会の受容不足から来ているわけで。

 

 

さて、イギリスはというと、とりわけロンドンは同性愛が非常に盛んであると感じます。

 

初めて感じた衝撃としては、大きなランドマークのある観光地トラファルガー広場前の交差点でのこと。

本来は歩く人と立ち止まる人で表示されるはずの信号が、男性のマーク(♂)同士が繋がっていたり女性のマーク(♀)同士が繋がっているものでした。


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ロンドンの中でもとりわけ中心地に位置する観光地、トラファルガー広場

そんなところでこうやって男女や性を象徴するなんてすごく面白いし、日本人にはない感覚なのかなーと思いました。渋谷とかでやったらまた批判されそうだし。

 

また、ロンドンに留学していた友人は周りの友達がゲイばっかりだったと笑っていました。私は残念ながら同性愛者の知り合いに出会う機会はありませんでしたが、ロンドンの電車や街中ではちょくちょく見かけました(ちなみにパリにはもっとたくさんいる印象だった)。

 

そして。ロンドンのウエストエンドで私はミュージカル「Kinky Boots」に出会いました。

 

去年日本でも公演があったので、知っている人も少なくないかも。女性パフォーマー"Drag queen(ドラクィーン)"として堂々と自分らしく生きていく男性と、彼(彼女)に影響を受けて独自のビジネスを展開させていく靴屋の男の人のストーリーです。

 

内容が内容だけに、同性愛カップルと思われる人がたくさん観に来ています。たまに子どももいます。どう思うのかは別として、こういう内容を子どものうちから知るってすごく面白いなーって。

 

ストーリーとパフォーマンスは最高です。楽しすぎます。観客の盛り上がりが他のミュージカル作品と比べても半端じゃない。

 

Kinky Bootsでは自分らしくいることの大切さや、それに伴い同性愛やLGBTについて考えさせられます。といったらなんか真面目だけど、例えパフォーマンスであっても堂々と女性らしくいる主人公はものすごくかっこいいし、それを楽しむお客さんの雰囲気も好きです。

 

勢い余って話が逸れてきました

 

上で日本のLGBTトイレの取り組みについて触れましたが、私の留学していた大学にはGender Neutral Toilet(男女共用トイレ)がありました。

一回中に入ったことあるんですけど、なんとタンポンが普通に置かれてて。女性トイレでも見たことないのに。あまりにもオープンすぎてびっくりの連続でした。

 

逆の話。

キリスト教の教えから自分は同性愛に賛成しないというクリスチャンもいました。でももう一人のクリスチャンはそういう風には思わないと議論していたので、解釈は人それぞれのようです

 

 

日本では同性結婚も、結婚とほぼ同等にみなされるパートナーシップ制度もいまだありません。

でもきっとその前に、少なからずネガティブに捉えられるLGBTはもっとカジュアルに受け入れられてもいいのではないかなと感じました。

 

 

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参考までに。BBCはこのような記事をよく扱っています

www.bbc.com