就活じゃない組がロンキャリに行った話
ロンドンのカフェでパソコンを開く時が来るなんて…
今でもロンドンに来ると観光客気分だけど、最終課題が一気に迫っているため今日は一日中勉強。昨日は開き直って遊んじゃったし。
この土日はロンドンキャリアフォーラム2018があり、私は来年が就活ですがせっかくなら行ってみるかと興味本位で参加しました。(ロンドンで開かれたキャリアフォーラムに行ったんだーって言ってみたいじゃないですか)
あともうひとつちゃんとした理由は、留学生ならではの就活の仕方(留学という経験をもとにどのような企業や働き方を目指すか)をもっと明白にしたいと思ったから。
就活のために留学してるわけじゃないから留学と就活を結び付けてあまり考えたことがなく、でもどうやって結び付けられるんだろうなーってずっと疑問で。
とはいえ結局ほぼなんの用意もしていかず、でもロンキャリは内定も出す点で日本のいわゆる合同企業説明会とは違うものなのかなと想像していたので(個人的にお話できたりするのかなと勝手に思ってた)
ひたすら行きたくない~~と行く前はぎゃんぎゃん言ってました。
そんな状態で参加した者の感想ですが…まあ普通に合説だった。
しかも出展企業数が少ないから参加している留学生の数と圧倒的に比例してない。2つの通りの両側にブースが5つ6つほど並んでいて、でもそれだけ。
大企業のブースは圧倒的に人がはみ出していてもはや道がブロック状態。気になる企業があっても就活組と思われる人またはがつがつ系の下級生が担当者を占領している始末。結局並んで質問したところで、大した答えも返ってこず…
この二日間も含め、先週からイギリスに春の訪れを告げるがごとく猛暑に襲われていたのでスーツが暑いこと暑いこと。精神的にもですが、だんだん体力的にもやられてきたので早々と退散することにしました。
開場は10時~だったのでその時間に行きましたが、18時までやっていたものの13時には去りました。滞在時間わずか3時間。去年日本でキャリアフォーラムに参加した時より圧倒的に短い(笑)
上にもちらっと書いたけれども、イベント参加前は少人数で規模が小さい分企業の方と一対一で座ってお話する…というイメージで。
一応こんなんでもそれなりの目標は持ちながらやってきていて、
・留学生ならではの就活での(就職してからの)強みは何か
(どういう点をアピールしてくる学生が多いのか)
・なぜ留学生のためのキャリアフォーラムに出展しようと考えたのか
・もっと根本的なところで、その会社や業界を知る
・もし興味が出たらインターンのチャンスに繋ぎたい
というようなことを考えていました。
でも実際、これらはほぼ実現して帰ってくることができませんでした。
繰り返しですが、イメージと実際の様子にギャップがあったのと
あとはまあ自分の力不足です。
正直、それなりに自信を持ってやってきました。でも他の参加学生もみんなそうなんだと思います。
その結果、一部のがつがつ系に圧倒されてその自信は儚くも散りました。
ロンキャリは準備の足りない学生が多いからチャンスとよく言われますが、無駄に自信のある学生は日本より多いと思います。やっぱり一年やそれ以上を海外の大学で過ごしているプライドは少なからずあるはずなので。
でも、それが足を引きずりかねないのかもしれないです。いざ就活となると。
私に足りなかったものはがつがつ系にも気おされない、いい意味でのいわば図々しさ(皆無なんだよなあ…)
一方で、私が持っているものは俯瞰的に考えられる視点。
今回のロンキャリでは同じような境遇の学生を就職という面で目の当たりにし、じゃあ自分は留学生としてどのような姿勢を取ろうかと考える機会を得ました。
このロンドンキャリアフォーラムで気付いたことといったら、そのぐらいでしょうか。
思ったよりも残念な結果となってしまったけれど、まあ何事も経験。母にも行っただけ偉いよと言われました(Summative大量に待ち受けてるのにな…)。
私は留学前から日本の夏のキャリアフォーラムに参加したり(こっちの方が断然面白かった)インターンに参加していて既に知っていることが色々あったので余計ですが
まだ就活じゃないのならば、焦って行く必要はないのかなって思いました。あんまりネットにも有益な情報載ってなくて準備しづらいし。
帰国がそのような日本での就活イベントに間に合わず、もしまったく就活の準備を始めたことがないということであれば行ってみてもいいかもしれませんね。
P.S. その後帰国してからインターンの面接を受けました。
なかなか課題ありだなあと実感した次第です