帰国直後のインターン選考に落ちた話
日本、暑い…
先日帰国し、タイトルにあるように早速インターンの面接を受けてきました。ただいま日本。
留学中もそうでしたが、留学の経験って就活に向けてどう生かせるんだろうってずっと悩んでました。別に留学してることがものすごくアドバンテージかって言えばそんなことはないし、でもどうアピールできるんだろうって。
で、これもまたタイトル通り。留学生、インターンに落ちました。
本当は面接直後にこの記事を書いていたのですが、投稿前に結果を知れたので書き直します。
インターンだし元の競争率が高いから落ちたって普通じゃない?って思うかもしれません。
しかし…私は去年この企業の同インターンシップ、書類と面接の二段階選考を見事に突破していたんです
今はものすごく落ち込んだ期間をなんとか乗り越えたので(たまに思い出すと引きずるけど)、反省点や留学と将来の関連についてなどを書きます。
面接では、帰国直後なのもあってか留学のことをたくさん聞かれました。
私は留学の現実と、それに対してどのように自分が対処していったかを主にお話しました。手応えはまあまあ。
でも、どこかで不安が取れなかった。その不安はいくつかから来ていました。
ひとつは留学を経ても自分の将来はあまり見えなかったこと、もうひとつは留学という経験に依存している自分がいたこと。
去年の面接では、インターンを留学前に経験してからの方が将来も見えやすいのでは、なんて偉そうに言っていたのを覚えています。将来だけでなく、留学という未知の経験に色んな期待をかけていました。
もちろん異国の地でいろんな経験をして、やりたいことが見えた!というのは素晴らしいことです。そこから将来に突き進めるでしょう。
しかし、すべての人がそうでないということを知りました。私はそっち側の人間にならなかった
知らない国で英語を話していれば夢ができるなんて、そんないい話があったら今頃みんな自分探しの旅に出ている。
もうひとつ、というか多分よりネックだったのは留学生という肩書きに自意識過剰になってしまっていたこと。
上にあるロンキャリの記事でも書いていますが、あの時に感じた「うわっ留学生きもちわる」っていうのは結局私もそうだったみたいです。
語学力だけでないのは十分に理解していてもやはり周りより英語が話せれば優越感はあるし、留学経験があれば国際的に活躍できそうな仕事やポジションを知らぬうちに意識してしまっていたり、もういろーんな無駄意識が自分の中で飛び散っているのを感じます。あーうざったい。最近そんな自分にものすごくいらいらします
それから留学をあまりにも意識しすぎた結果、何か大きな成長をしていなければ!という焦りもありました。でないと一年休学してまで行った意味が見いだせなくなる気がして。
その後、別のインターンシップ面接を受けることになり今度こそ大学のキャリアセンターに行きました。一人で悶々と考えたってこれは埒が明かないと思った
相談員の方に泣きながら相談して、色々アドバイスをいただきましたが一番腑に落ちたのは「あなたはステップアップをしなきゃという意識のもと自分でハードルを上げすぎているけど、人間そんな簡単に変われるわけじゃないんだから前の自分より少しだけ上に上がれていればそれでいいんだよ」という言葉。
私は自分で自分を苦しめていたんだなと気づきました。
でも正直、まだ苦しいです。就活のために留学していたわけじゃないのに、それを型にはめて話さなければならないのもしんどい。
結局落ちた理由なんてわからないけど、事実は事実だからかなり自信を失くしました。
これからの就活だけでなく就職してからも、そしてこの先ずっとこういった葛藤は続くのかなと思います。帰国子女の友人はもっとプレッシャーや偏見を感じると言っていたし。
でも今はなんとか整理をする時期なのかな。留学だけでなく、今までのことも全部。
就活をしていくなかで自分なりの着地点が見つけられるといいねって、キャリアセンターの方が言ってくれました。少しずつ自分らしさたるものを見つけていこうと思います。