語学学校と学部の違い(語学学校編)
どうも、エッセイとプレゼンのダブルコンボにやられたお陰でだいぶ時間ができた暇人です。
本当は今週プレゼンの予定だったのに、まさかの一週間前倒しになり…
その理由が、授業で観る予定だった映画の上映が遅くなったから。
いやいやいやエッセイの課題あるじゃん?急に一週間前に言われたって対処できなくない??
ということで、人生初の二徹を経験しました。もう二度とやりたくない…
さて、今回は語学学校と学部の違いを紹介しようかと。
英語「に」特化した語学留学と英語「で」学ぶ学部留学、これから留学をしようと考えられている方は悩みどころのひとつだと思います。
一年間で両方を体験している者として、ぜひ参考にしていただければ幸いです。ただ語学学校に関しては国や地域、留学する時期によってかなり状況が変わると思うのでそこだけはご了承いただきたい。
P.S. 長くなってしまったので、この記事は語学学校についてのみ。
~語学学校~
・国籍に偏りがある
本当に取るコースによると思うけど8割アジア人です。そしてその内の7割は中国人。
こう言い方をするのはあれだけど、今回は中国人に対していくらか物申したい。
まず割合が多すぎ…数の暴力ですあれは。
<エピソードその1>
初日の夜、ドキドキしながら共用キッチンの前までいくとそこで聞こえてきたのはまさかの英語ではなく中国語。
いやそれはどう頑張っても無理やんと断念し、その日は念のためにと買っておいたパスタを冷たいまま食べました。あの時はかなり絶望的な気持ちだったな…
<エピソードその2>
二日目に説明会があったのですが、そこでどの部屋かわからず周りをキョロキョロ。
同じようにしている人がいたので話しかけてみようか迷っていたところ、向こうから来てくれたのですがなんと一発目から中国語で話しかけられ…
いやいやせめて相手が何人かを確認しろよとイラっとしたので、中国語はわかんないよって強めに言い返しときました。そこで英語で話してくれればいいのに、相手が中国語を話せないってわかったら避けるのもやめてほしい。
<エピソードその3>
これは私の友達が困っていたこと。クラスが中国人ばっかりで、近くの人たちで話す時間が与えられても他が中国語で話してしまうそう。そんなの疎外感感じるに決まってるじゃんね。しかも英語のクラスなのに…
このように、まずマジョリティによるいろんなイラっとすることが語学学校ではよく起きます。その他にもいろいろ言いたいことはあるんだけど、いい人もたくさんいるからやめておく。ただ最後に、ここは中国じゃなくてイギリスだよ?って言いたい
・同じ国籍の人とつるんでしまう
これは慣れない場所にいる限り仕方のないことなんだけど
やっぱり語学学校は規模が小さい分いつでも会いやすいから、距離も近くなりすぎちゃうことが多いです。
私のところはクラスで一人になることはあっても、語学学校内では知らない日本人がいなかった。日本人は文法に強いため、一番上のクラスになったら絶対他にいると思います。
初めからかなりの意識を持っておかないと、まったく日本人と関わらないということはまずできないです。
・仲良くなりやすい、友達ができやすい
今のところマイナスなことしか書いてないからいいことも書こう。もちろん自分の頑張りにもよるけど、友達は絶対できます。
やっぱり同じアジア人って安心する。英語を話すにしても文化や地理的な距離の近さにおいても、圧倒的な安心感。
リラックスしてると英語ももっと喋れるので、アジア人とたわむれるのは…とか思わなくて大丈夫。逆に同じアジアでも全然違うことってたくさんあるので、そういう違いを見つけるのも楽しいし新鮮ですよ。
アジア人に限らず他の国の留学生とも仲良くなれます。ここではみんな英語を学ぶ仲間なので。
私はサウジアラビア人のよく喋る男の子と仲が良く、気が合うし話す練習にもなるなぁと思ったのでよく隣に座っていました
・小規模で密度の濃いクラス
毎日長い時間を過ごすクラスはとてもアットホームで楽しいです。
私はクラスメイトに恵まれ、お陰で本当に楽しい毎日を過ごせました。どちらかというと英語を学びに行くより、笑うために行っていたと言っても過言ではない(笑)語学学校時代、何度幸せだと思ったことか…数え切れません。
クラスがバラバラになっても、新年にハッピーニューイヤーってみんなで言ってクラスチャットがわざわざ稼働するぐらいには仲がよかったです。
・英語のレベル、宿題
これも時期やコースによると思うけど、正直英語のレベルはそんなに高くないです。日本の大学で英語の学科に行っている人であれば、たぶんそっちの方がレベルが高い。
私のコースに関していえば、宿題がびっくりするほど出なくて。ハードな毎日を過ごすことになるだろうとばかり考えていたので、あれってなりました。
なので語学学校で伸ばせるのはスピーキングとリスニングに絞られてしまうかも。スピーキングはクラスでどれだけ発言できるかが大きいです。ライティングとリーディングはコースや授業内容によると思います。
もしライティングを伸ばしたいということであれば、先生に個人的に添削を頼むといいです。ネイティブに添削してもらえるのは留学のいいところ。
私は何回か添削を受けに行き、結果的にその人が信頼できる先生の一人となりました。
ちなみにその先生に言われたのですが、友達同士で添削をすると新しい発見があるんじゃない?とのこと。なので先生に見せる前に、面倒ごとをいとわない中国人のクラスメイトによく見てもらっていました。
向こうは私のボキャブラリーの多さや表現の幅広さを評価してくれていたのでこっちも勉強になったよと…優しい。
・先生との距離
これはかなり大きいです。大学で語学学校のような先生との距離の近さを持てることはまずない。あと、語学学校の先生は留学生を受け入れているだけに色んなことを理解しているし優しい。
先述した先生には実はクラスのチューターについて相談したことがあって(生徒たちがチューターが嫌いすぎて授業の雰囲気がすごく悪かったのと、私も苦手すぎてクラス参加へのモチベーションを失くしていた)、その際本当にいいアドバイスを貰えました。
その先生のお陰でそれまでの考え方もガラッと変わって、ひとつ成長できた。どんな国にも偉大な先生っているものですね。
・英語力の自信を得られる
私としてはこれが友達と同じぐらい大きかった。
発言した分だけ自分の力になると信じ、クラスではなるべくたくさん自分から話すようにしていました。
なかなか意見を言う勇気は出ないことが多かったのですが、様子を見ていて自分が周りよりボキャブラリーに長けていると気づいてからは同義語もしくは意味を聞かれたときは絶対に自分が最初に答えてやるぞという意気込みでいました。
周りに見せられるスキルは見せつけていった方がいいです。やっぱり褒められると自信に繋がるし。
英語がどれだけよくなったか定かではないのですが、
最終試験においてクラスで一番の成績を修められたこと(みんなより一足先に大学に移動するんだからそれなりにできて当たり前ではあるけれども)、
語学学校終了後に母が遊びに来た際、人とコミュニケーションがスムーズに取れている姿を見てびっくりさせられたこと
が、知らないうちの向上を示していたのかなと思います。
相変わらず長くなってしまいましたが、結論として多少のデメリットはあれど語学学校は行ってよかったことがたくさんあったなと信じています。たぶん初めから学部に行っていたら、もっと対処できないことがたくさんあってひどいホームシックになること間違いなしだった。
ただ語学学校だけだとその国に留学した感じはやっぱり薄くなっちゃうので、半年以上行くなら語学留学はおすすめしません。
次回はレベルが格段に上がる学部について書きます~