グローバル人材の落とし穴
就活が本格スタートしてしまった
お久しぶりです。
就活が始まってからというもの、説明会地獄とエントリー地獄に見舞われやっと落ち着いてきました。
実は2月に書いて下書きに置いたままの記事があったので、続きを完成させます。
簡単に私の就活的近況を振り返ると
冬のインターンには全落ちしたため、2月は遊びまくってました。ちょこちょこ就活はしてたけど、本選考も全然です。
インターンに落ち、自己分析も迷走。
どこを受けよう、何を目指そう
1月はだいぶ弱っていました。
だから2月は周り、特に大人と話をしたかな。
バイト先の10歳以上離れた先輩たち、母の友人、就活をしている中で出会う企業の人たち
もちろん年齢の近い友人と話をするのもいいけど、大人って自分より何年も生きてるから考え方も成熟してるし経験も豊富。
その人たちに「大丈夫」って言われるとかなり安心するし、前向きになれます。
さて、最近は就職の面でもグローバルという言葉が馴染みとなってきました
留学経験はグローバルなことでしょうか。
答えはイエス
留学生はグローバル人材になれるでしょうか。
これも基本イエスだと思う
では、グローバル人材は日本の企業に歓迎してもらえるでしょうか。
答えは必ずしもイエスではない気がします。
グローバルと叫びながらも、日本はまだまだ日本のままです。正確に言えば着実に時代の変化に追いつこうとしてはいるけど、時間がかかる。
留学経験のある友達も、日本はやっぱ日本だよ!って言ってた
もちろん業界や企業によってはどんどん海外で活躍したい!得意の英語を使いたい!という人は歓迎されるでしょう。
ただ、仕事ってそれだけじゃない。夏に受けたインターンの面接では、面接官に「国内での仕事ができることが前提」と言われてはっとした部分がありました。そりゃそうだよね。
留学中や帰国直後の私は、いささか「留学生」「海外経験者」というレッテルや外国での経験を日本人や日本の文化と変に比べていたような気がします。
日本は何でも空気を読んだり、無駄に気遣うところが重苦しい雰囲気を作り出す。それに対し海外のオープンで気さくな雰囲気の居心地のいいこと!
などと、日本を見下すような考えになってしまいそうな時って海外経験者ならよくあると思うんです
でもたぶんその理屈は違うというか、何か差を見つけた時に海外はよくて日本はダメ!という方程式にはならないんですよね。
海外は日本に比べてオープンで気軽に付き合えるな。でも日本は礼儀があって、思いやりに長けてるな。
このように、違いを見つけた時に海外と日本の両者の特徴を認めて尊重してあげられることが重要なのかなと。視野が広がるってそういうことだと思います
留学中に就職のことを考えた時、日本企業のいわゆる残業や無理をして会社のために働くのが美徳みたいな風潮って嫌だな。と思ったことがあります
それを日本から旅行で遊びに来た友達に話したところ
「でも日系企業も考えてるのなら、日本の風土を持っているわけだしそれに対して嫌だなって一点張りでいることは違うよね」
と言われ。
彼女も一ヶ月の留学時、日本のここがよくないなーと思ったそうです。でもそれも受け入れるというか、尊重することの大切さを感じたらしい。
海外かぶれになってもおかしくないのに、一ヶ月でもそこまで考えられるのは尊敬です
グローバル人材を求めている会社でも、日系であれば(特に大企業)必ず日本の風土はあります。
また、入社して海外に行ける年数と実際に日本にいる年数でいえば確実に国内の方が多いのだから、やっぱりそちらにも意識を向ける必要はあるのかなと。
グローバルな舞台で活躍したい!
海外赴任がしたい!
このようなことを軸にした就活の仕方も十分ありです
ですが、なんでグローバルである必要があるんだろう?そういう場が用意された企業にいざ入社した時、自分に何ができるだろう?
ってぜひ考えてみてほしいです
私もまだまだ模索中です。自分にとって何が一番の道か、どう最適の選択にしていけるか。なんて口で言うのは簡単なんだけどね…
グローバルと働くことを掛け合わせて考えてみました。