キママブログ

学生時代にイギリス留学を経験し、現在社会人2年目です。最近は書きたい時に書きたいことを書いています。留学やイギリス関連はバックナンバーをご参照ください。

英語を学ぶのはなぜ

 

ドイツに旅行に来ています。

 

初めてヨーロッパに来たのが前回のドイツ旅行で

それはそれは今までに見た景色や文化、人とまったく異なる世界でした。

 

さて、イギリスから来た2度目のドイツ

なかなか違うものに見えます。

 

まず距離的な近さによってはるばる旅行に来た!という感じがしない。

飛行機で一時間半なんて、国内線に乗ってる気分

 

 

それから今回はドイツ語の話せる母親と一緒ではなく
友人と英語での旅行

 

前回は英語のままならなかった私は母親に頼りっきりで、
でも母親の性格もありたくさんの人が優しくしてくれ良い思い出になりました。

 

 

そんな前回では気付かなかったこと


英語を話せない、話そうとしないドイツ人が非常に多い

 

恐らくそこまで観光地という場所に来ていないのもあると思いますが、それにしてもここまでかとびっくりしてます。

 

また、若い女の人二人でカメラ片手に持っているといかにも格好の対象らしく、
現地の男性にからかわれたりもして不快な思いをしました。

 

母親に言ったところ「そんなの普通だよ~」と言われたけれど
前回とのギャップがあってけっこう悲しい…

 

せっかく英語を話せるようになってもこういう思いをするのかと少しがっかりしました。

 


とブルーになりつつ色々考えていたところ

"英語が話せることで何か得はあるんだろうか…"

と、ふと考え始めました。

 

結局ドイツに来ても英語が通じないことなんていくらでもあるってわかったし
そもそも旅行だったら最低限の英語だけ話せればいい

 

 

ライティングの問題でも見かけたことがあるかもしれません
「私たちはなぜ英語を学ぶ必要があるのか?」


この質問の答えを考えてみました

 


で、考えた結果

 

わからない

 


正直答えが思い付きませんでした。

 

もちろん仕事で日々使ったり海外に在住するのであればもちろん話せる必要があるけれど
そうじゃない限り、必死に英語を学ぶ意味はあるのか

 

 

私は他の国籍の人ともっと心から繋がるために
英語というコミュニケーション手段を伸ばしてきました。

 

でも英語が通じない人なんていくらでもいるし

それだったら簡単にでも現地語がわかる方がいい

 

なんなら英語や現地語が話せなくても伝わることってたくさんある

 

 

私より英語の上手くない母親でも英語で私より他の人と仲良くなれるのは
彼女の性格なんだと思います

 

結局、そうなると性格やどれだけ相手と話そうとしているかなんだろうな

 

 

日本人は留学生に対して無駄に称賛したり英語教育に熱心になりつつあるけど
英語が話せることはすべてではない、と思う

 

なんのために英語が必要なのかを考えることも
グローバル化への第一歩なんじゃないかな

 

 

国際理解とかいうけど
異なる人種、人間を理解するのってとても難しいこと。


留学してもう半年経つけど、今でも外国人に対して理解できないことなんて正直いくらでもある

 

 

でも、その中で思ったのは

 

理解できなくてもいい
ただ受け入れることが大事なんじゃないかって

 

受け入れる寛容さを身に付けるためには色んな人と関わり、
色んな人と関わるためには世界の最大共通語である英語という手段を使う

 

私なりに出した今のところの結論はこれ

 

 

日本を出ないとわからないことって本当にたくさんある

 

それらについて気づき、考えることは自分にとっても
言ってしまえば国のあり方にとっても重要なことだと思います。

 

 

P.S.

イギリスに戻ってから同じくドイツを観光してきたらしい人たちの話を聞いていたところ「彼らまったく笑わないし愛想悪すぎ」って不満を漏らしていたので、どうやら普通のことみたいですね(^^;