イギリス周遊記:ブリストル
せっかくイギリス国内旅行が好きなので、たまには旅行記を書いてみようかと。
観光地として有名なところは基本的に書きません。既にいい記事いっぱいあるからいらないでしょっていう。マイナーどころの魅力を中心にお伝えしていければなと思います。
記念すべき第一回はブリストル。元々ここの大学への留学を最終候補に考えており、今の留学先と悩んだ場所でした。
本当はオックスフォードと共にコッツウォルズへの観光を考えていたのですが、まさかのイースターホリデーと見事にぶつかりローカルバスが完全に休み…ということで、オックスフォードからバスで3時間(往復£10でした)のブリストルを選んでみました。移動込みの一泊二日です。
お昼頃に到着。バスステーションからCity Centreまでは約10分ほど歩きます。
お腹が空いていたのでお昼ご飯を探しに歩き回っていたところ、ずっと食べたかったベトナム料理のお店を発見(ロンドンに行った時に食べられなかったのを引きずってた)。
ベトナムでたくさん食べたので本場の味はそれなりに知っていましたが、ここの料理はとーってもおいしかったです。正直日本で食べるよりフォーは美味しい。
その後はブリストル大聖堂へ。イースターならではの式が行われるということで数分しか滞在できず、中の写真は撮ることができませんでした。
外はこんな感じ
鐘がよく鳴っていました。イースターだからなのかな?
ここからお散歩がてらハーバーサイドへ移動。
カラフルな家々が素敵。
博物館らしき建物を発見し、お店だけ立ち寄りました。
ここに売っているポストカードのセンスがどストライク。4枚も買った。
他にも飾る用の大きい絵も売ってました。ブリストルのアーティストさん達のセンスが感じられる。
後から友人に聞いたんですけど、ブリストルってウォールアートで有名なの?アーティスティックな街なんでしょうね。
夕方には滞在先に戻ってのんびりしました。街のど真ん中にあるアパートメント「Saco Bristol」に滞在したのですが、快適すぎて部屋から出られませんでした。笑
少し頑張って一人一泊£40出したのですが、これがオックスフォードのホテルとそこまで変わらない(むしろ少し安い)ので泊まる価値は十分にあり。マイナーな土地観光のいいところですね。
二日目は私の興味でブリストル大学へ。City Centreから15分ぐらいは歩いたかな。到着するまでかなり坂が長く&キツかったけど、振り返ると街が見渡せてとても綺麗でした。
しばらく歩いて大学に到着。イースターブレイクのため学生がまったくおらず少し淋しいキャンパスでしたが、イギリスらしい大学でした。
この大学はScienceが強いみたい。Scienceの学生専用の図書館までありました
これらの写真を見てずいぶん素朴だなあと感じるでしょうか。これがイギリスの典型的な風景。
私はこういう素朴なところが好きです。色が褪せてても、空が暗くても、なんか素敵だなって思います。逆に晴れた日は不思議ととても綺麗に見える。
余談ですが、インスタグラムでドイツの写真とイギリスの写真に貰えるいいねの数がかなり違います。もちろんドイツの方が色んな観光地があるし、検索する方自体が多いのかも。でも、映えてないっていうのもあるような気がします。
私は写真が趣味ですがインスタ映えなどという言葉が嫌いなので、この違いはははあ~という感じ(記事の序盤から見え隠れするあまのじゃく笑)。まあでも、それだけイギリスの魅力を伝えよう!って思える。
ブリストル大学に来た理由は、自分の行こうとしていた大学を見てみたかったからというのと、もうひとつあります。
以前NHK BSの「世界ふれあい街歩き」という番組でブリストルが特集され、その際に大学の一角に取材陣が訪れていました。この番組恒例の街の人と話すシーンまであって。
こちらが放送された建物、ウィルズ・メモリアル・ビルディング(Wills Memorial Building)
中に入ってみたら放送と同じ光景が広がってて感動…あの時テレビで見た場所に自分が足を踏み入れられていることに興奮しました。
あの時と同じアングルで動画を録ってみたりなんかして。
その後は、時間があったのでもうひとつ興味のあったカボットタワー(Cabot Tower)という展望台に行ってみました。
絶景でした。イギリス周遊恒例の写真では伝えきれない絶景。
街が見渡せて、ハーバーサイドもよく見えて。楽しかったなあ~
ブリストルは程よい大きさの街でハーバーサイドも楽しめるゆったりしたところ。街はゴミがところどころにあったりと、少し汚めな印象でしたがとても楽しかったです。訪れる方は近くのバースとセットで観光してみるのもいいかもしれませんね。
(バース、行きたかったのになぜかオックスフォードから往復£30という高さで諦めました。)
気が向いたら別の周遊記も書いていこうと思います。