キママブログ

学生時代にイギリス留学を経験し、現在社会人2年目です。最近は書きたい時に書きたいことを書いています。留学やイギリス関連はバックナンバーをご参照ください。

海外の友達を作ること

 

最近よく考えるのが、「友達」について。

 

「ネイティブの友達できたー??」

 

留学生に必ず聞く質問だと思います。

あとは「ネイティブの彼氏できた!?」ですね。そんな簡単にできるわけない笑

 

 

さて、友達にせよ彼氏彼女にせよ

日本にいる時に留学に対してイメージするのは"ネイティブ"やいわゆる"西欧人"。

自分たちアジア人とは見た目も考え方もまったく異なる人種を想像するのではないでしょうか。

 

でも、最近このイメージと現実のギャップに悩まされることが多くて。

 

とりわけネイティブやペラペラ英語を話す留学生とは、実際それなりの努力をしなければ「友達」と呼べる人はできないです。

 

フラットで仲の良い人ができればまだしも、クラスメイトは週に1,2時間しかない授業で会うだけ。授業で会えばけっこう喋ることはあっても、それ以上に行くのは難しい。

 

 

国籍の問題もあります。

仲の良いフラットメイトはイギリス生まれイギリス育ち、もちろんイギリス国籍ですが、家系は香港なので香港の血が入っています。見た目も普通にアジア人です。

 

この時、彼をイギリス人と見るか香港人(アジア人)と見るか。友人に説明する時、いつも彼をどう表現しようか悩みます。

 

また、彼を"ネイティブ"の友達と呼ぶことができるのか。

イギリスらしい訛りがキツめだし、国籍で見るなら正真正銘のイギリス人。ネイティブにあてはまると思います。

でも、日本人の想像するイギリスの"ネイティブ"にはあてはまらない。なぜなら彼の見た目はアジア人で、アジアの血が入っているから。

 

 

友達作りに関して、もうひとつ思うことがあって。

 

外国人の友達を作りたい、また英語を英語圏で伸ばしたいという目標を大きく掲げてきた私は日々少しでも多くの外国人と話す機会を設けようと心がけています。

 

でもある日、ふと気が付きました。

自分は英語を喋る必要のある人と話したいだけなのではないか…

 

英語というアドバンテージを抜いてもその人と本当に友達になりたいのか?という疑問を持つようになってしまい、それについて考えることが多くなりました。

 

その結果、そこまで関わらなくてもいい人が数人出てきました。なぜならその人たちの性格を見た時にもっと仲良くなりたいと思うタイプではなかったから。中には必要以上にご飯に誘ってくる男の人もいました。

 

逆に、それでも仲良くしたいという人も思い浮かびました。彼らは自分に本当に興味を持ってくれていて、私も少しでも近づきたい、これからもっと知っていきたいと思えたから。

 

これらの経験を踏まえて、外国人と話す時はなるべく相手自体に興味を持って話すようになりました。

いまだにどうしても見た目や国籍などの先入観に左右されてしまうことも多いですが、その人がどんな性格なのか、何が好きなのか、また私との接し方など、色々な面を見て少しずつ距離を縮めています。

 

今でも悩むことの多い人との関わり方ですが、私はここから大きな発見を得られたのかなあと思うし自分の接し方や心持ちも見つめ直すようになりました。

 

コミュニケーションって難しいです

和訳って無駄に堅くなっちゃってるんだなって最近よく思うけど、意志疎通は本当にその言葉通りだと思う。意志が繋がることで会話が成り立つんだろうなって

 

 

留学における「たくさんの人と関わる」から得たことでした。