飲みニケーションなしでコミュ力を上げようとした話
最近ようやくちょこちょこ新聞を読み始めました。前より読むの上手になったと思う。少しだけ
そんな中、先週思わず目を引かれた記事
「飲み会は勤務に該当するか?」
最近は飲みが苦手、プライベートな時間が欲しいという人(特に若者なのかな)が増えてきていますよね。プライベートにできるはずの時間を会社の人との飲み会に費やさなければならないのであればそれも勤務に数えてほしいという意見があるとのこと。
記事によれば、飲み会は業務にあたる、とする裁判例もあるみたいです。
さて、かくいう私もそこまでお酒が飲める方ではありません。飲めないことはないけどいまだにビールは苦手だし、そもそもそんなに飲み物を飲まないのでそこまでの量がいらない。
飲みが盛んなのは日本の会社や大学だけではありません。イギリスで痛いほど感じました。
イギリスといえばパブが象徴的なイメージのひとつ。
そんな中で私が留学に行って直面した問題
飲めないとイギリスで生活しづらい?
友達もできにくい?
ちなみにイギリスの大学生はクラビング(clubbing)といって、クラブで音楽に合わせて踊りながらお酒を飲むことが大好きです。
私はそういうスーパーパリピなことをするのが大の苦手なので、クラブ文化はかなりの壁でした。留学生がよく言う「お酒を飲んで友達を作る」っていうのができなかったんですよね。
そもそも日本の大学でも飲み会たるものが基本的に嫌いだったのに、イギリス行っていきなりできるようになるかっていう話。サークルでしょうもない飲みゲーをするのが案外楽しいっていうのぐらいは思えるんだけど。笑
語学学校時代にもクラブに行く留学生はいましたが、別に気にしていませんでした。
しかし大学に移動し、周りにイギリス人が多くなった途端、郷に入っては郷に従え…?これは飲まないと仲を深められないのか?と不安になりだした自分。
イギリスに来ている=イギリスの文化に馴染むべき=お酒を飲む、クラビングの文化に合わせるべき?
なんて方程式を勝手に作り始めました。
そんなことを悶々と考えていたなか、気になったことがひとつ
火曜と金曜の夜にあるはずの大学内のクラブ、私のフラットから行っている人がどうやらいない。
火曜の夜も金曜の夜も足音だけが聞こえ、酔った人の騒ぎ声が起こることはまったくありませんでした。お隣さんは何回か潰れたことあるけどもう嫌だって言ってたなそういえば笑
一方、友人のフラットメイトは0時までフラットのキッチンで飲み、いつもクラブの日はうるさかったといいます。
…まあなんか、結局人によるのかなーなんて。
留学に行けば英語ペラペラになれるのかっていったら違うのと同じで、イギリス人がみんなクラビングや飲みが好きなわけではないしパブで大量にビールを飲むとは限らない。
さて、お酒やクラビングを無理にすることを諦めた私は(もし誘われてたら行ってたのかもしれないけど)他の方法で人と仲良くなることを考えました。
たどり着いたのは、カフェのボランティアに参加すること。
外国のカフェやレストランで働くのが夢だったんです
日本で言われるサービスとはニコニコしながら決まったことを効率よく行い、時には礼儀を示すおもてなし。
対して、私がドイツ旅行に行った時に見たレストランのおじさんはお客さんとの会話を楽しんでいました。料理出てくるのめーっちゃくちゃ遅かったですけどね…めーっちゃくちゃ。
でもなんだかそうやって時間にも、やることだけやれっていうルールにもとらわれない働き方ってすごくいいなって。
海外で接客をすれば、お客さんとももっとコミュニケーションを取る文化に適応しようと頑張れるのではと考えました。
早速大学のキャリアセンターに行って協力してもらい、申し込みメールを送ったもののまったく返信がなかったのをSNSで催促してやっと面接までこぎつけ…
結果から言うと、このカフェワークによってコミュニケーション力は確実に上がったと思う。他のスタッフとしゃべる時間もかなり多いし、お客さんと話すこともありました。
それに地元の人が集まるそのカフェにいると、自分もコミュニティの一員になれたような気がして嬉しかった。
留学して必ず直面するであろう友達問題やコミュ力問題。その延長でパブ文化、クラブ文化のあるイギリスで飲むことや文化に適応することも大事な留学経験のひとつだとは思いますが、無理はする必要ないです。
少しだけ勇気を出して一歩踏み出すもよし、機会がない、そういうことをなかなかできなければ他のやり方に挑戦してみるもよし。
留学の形なんて人それぞれ違うし、偉そうに言ってしまえば自分が作り出すものです。
そんな結論にのこのこと辿り着きましたが、飲み会やそこでの付き合いは得意でないものの、まあ就職してからのことも視野に入れて飲めるに越したことはないよな…と最近思い始めました。
で、今はビアバルで働いてます。バーカウンターの近くに行くとビールの匂いがぷんぷんしてます。
効果は抜群です。立ちっぱなしで疲れたままお酒を眺めてると、不思議と飲みたくなるものなんですよね。
まだ働き始めて間もないですが、短期間の中でも飲む回数が以前より格段に増えました。
こないだなんて一杯目にちょっと興奮しながらビールを頼んでみてしまった(とりあえず生、ってやつですね)。
話は逸れましたが、お酒が苦手でも自分が伸ばしたいと思えばコミュニケーション能力は上げられます。それをどうやるかが重要なんだと思います。
ジェネラルな話題と留学を結びつけて考えてみました。
自分らしくいることの難しさ
下書きばかり溜めて、新しいテーマを思いつくと前の記事を放置したまま次にいってしまいがち。常にその場の思いつきでやってるし、まあブログ名そのものという感じ。気ままっていいですね
これも今日改めて考えてたことなのですが
自分を持っていること、ってどれくらいできますか?
今日はいつもと少し方向性を変えて留学ネタから離れ、私の性格上最も苦手とすることである「自分らしくいること」について。
考えてみると、私は昔からどこか自信がなく、周りに流されやすい、自分と違うものや人を見るとまさに隣の芝生は~状態です。そういう自分がずっと嫌でした。
留学もそうです。周りの日本人と比べて、自分の方が色んな人と関わっている、課外活動もしている、といつも心のどこかで張り合っていました。そして優越感で自らを立たせる。
一方、せっかく英語ができるのにあまり他の国の人と関わらない、課題だけやって課外活動などはしない、という人もいました。
おまけにあまり色んな人と関わらない理由を「仲良くなりたい、もっと知りたいと思える人がいない」とはっきり言ったんです。自分にはまったくない考えだったし、そこまではっきりしていると私が勝手に感じていた優越感はなんだったんだろう…と虚しくなりました。
それから就活もそう。大学の間に様々なことに足を突っ込んだ私と違い、ある友人はサークルに入らず、ゼミも入らずでした。
正直そんなんで就活とか大丈夫なのか?喋れることあるんかって人さまのことを心配していたのですが、彼女は無事にこの夏きちんと内定をゲットしました。正直かなり羨ましい、私が代わりたいようなところ。
ただ最近気づいたのですが、彼女の事務作業を見ると非常にまめです。真似したいようなところがたくさんです。そういうところを人事の方にも見てもらえたのかもしれません。当の本人はお金を得ることが大好きなので、そんなことをアピールしたのかもよくわかりませんが(笑)
さて、何が言いたいかというと、自分がそれでいいと思えれば正解も間違いもないってこと。結局はそれが自分らしさや己の考えだから。
上のエピソードだけでもおわかりの通り、私はすぐ人を自分と天秤にかけようとして上に立てたかと思えば、形勢が逆転しすごいなー…と口を開けて見つめ、羨むというどうしようもない空っぽ人間です。
とにかく比較癖が強く、自信がないんです。自信がないから比べるのかも。
そんな性格を少しでもどうにかしたいと思いつつ、そう簡単に変えられるものではないので相変わらず同じことを繰り返している始末です。
自分で自分に納得できるって難しくないですか?みんなどのようにやっているんだろう。
ただ、今日の大学の授業でIndividualism(個人主義)について少し触れた時、オーストラリア人の先生が「自分は母親から『あなたはあなたのままでいなさい。人と違うことを恐れないで』と言われて育ってきた。だから、日本に来た時はお互いを合わせる人々に驚いた」と言っていました。
中でも印象的だったのがお母さんの言葉である"Do your own way"。私の道を進む、私らしくいることってなんだろう…と考えさせられました。
振り返れば、これでいいのかと不安になった時は他人の姿を見て同じようにしているからきっと大丈夫だと考えたり、相手と違う自分に後ろ向きになったりすることの連続であったなと。
私は「私」でいることを恐れていたのかもしれません。
それはきっと自信のなさであったり、周りをよく見すぎる性格であったり、色んなことが影響しているんだと思います。それでも私らしさたるものに対し、自分がそうでありたいという願望を強く持っています。
自分を持つことってなんだろう、と今一度考えてみたかったことをそのまま記事にしてみました。
留学がトレンドになる今だからこそ考えたいこと
最近ブログを書く動機になるのが私が愛読しているイギリス留学生のブログなのだけれど、トピックのユニークさと話の展開の仕方が本当に上手くて引き込まれる。
それに比べると私のブログなんて愚文…それでも発信していくことはやめないでいたい。
9月になり、一年前の今頃を思い出すことの多い今日この頃。
何を隠そう、9月末に渡航予定だったにも関わらず、私は一年前の今日この日の時点でまだビザが取れていませんでした。もちろん自分の仕事の遅さが一番の原因だけれども、たぶんエージェントに頼らない完全個人手続きだったから。
精神を削っていた日々。一応この記事が多少は役に立っているよう。
エージェントって留学相談的な存在のはずなのに色々情報を持っていないところも多くて、それなのに手続きをするだけで何万とお金だけを取るから個人的に嫌で…
もうひとつは、留学を流行りにしていること。
最近インスタの広告とかで「留学で人生変えよう!」みたいなのをよく見かけるけど、本当にいらいらするので私のインスタに出てくるんじゃないと心のなかで毒づきながら画面をスクロールしている。
海外に行く壁を少しでも低くしようとしている試みは理解します。より多くの人に飛び立つ機会を与えるのは大事だし。
そんな、留学に行くのがトレンドになっている今だからこそ考えたい
これから留学をしてみたい人、旅行以外の何かを海外でしてみたい人。
あなたにとっての「海外」ってなんですか
日本人は島国であり、どこに旅行に行くにも費用と時間がかかる(最近はアジア旅行はかなり普通になってきているみたいだけど)
とりわけアメリカやヨーロッパなんて、夢のまた夢かもしれない
自分の住んでいるところから地理的に遠ければ遠いほど非現実的な感覚を得られるという話もあるし、そう思うのは当たり前です
また、多方面でビッグと言われる国々。ヨーロッパの歴史はすごいし、アメリカンドリームってやつもあるのかな
私もそんな見知らぬ世界に夢と憧れを持っていました。
ですが
海外ワークキャンプでベトナムに行った際、滞在中に目にしたのは寝るというよりただ横になるためだけのような布団とドアのない入口を持つ家
イタリア旅行で見つけたのは、観光地に溢れんばかりにいた不法商業者たち
実際に現地に行くと、多くの現実を見ることも多かったです
でもそれがあるから悪いとかではなくて、そういう「現実」を見たうえでの気づきやその時感じたことを大事にしてほしいなって
たとえば私は留学生活を通して、海外で生活することの不測のストレスを経験し
今は海外で働きたいという願望が薄れつつあります
少し後ろ向きになってしまった自分に否定的になってしまいそうになることもあるけど、現地で生活する中でどうにかやっていくことや現地で過ごさないとわからないこと、感じられないことがたくさんあったことは確かです。それが上で言った「現実」の中で掴んだもの。
それが結果的にグローバルな視点や考え方に繋がると思うし、ぜひとも留学で経験してほしいことだなって考えます。
見知らぬ土地で見たもの、必死になりながら聞いたこと、自分なりに呑み込んで考えたこと。そして、楽しいも辛いも。
海外経験・生活、留学ではこれらのことをたくさん吸収して帰ってこられれば、必ずその後に繋がるはずです。
秋に行われるらしい大学の留学説明会ではこういうことを後輩たちに喋ってくればいいでしょうか。私が少しでも手伝いになることを祈って。
夢ってなんだろう
日本の生活にすっかり戻ってから、ついブログもご無沙汰になってしまう。
やることが溢れて溢れて、やるべきことをやらなくて怒られたり。やりたいことも先延ばしになったり。
やりたいこと
いよいよ就活を目の前にして、自分が一生をかけてやりたいことは何かを考える時期になりつつあります。
私は以前の記事でもお話しましたが、留学を経て将来の夢ややりたい仕事を見つけることはできませんでした。
むしろ、英語を使う仕事だったり国際的なことだったりと、今まで持っていたなんとも抽象的なこだわりさえも手放し現在は完全フリー(喜べない)
そんな中、物流業界のインターンシップに参加する機会を得ました。
(国際物流である)貿易に興味がある人、物流に必要な貨物を運ぶもの(船や飛行機=キャリアっていいます)が好きな人、はたまた営業をやりたい人。
インターン参加生が目指すものや関心を示すことは本当に様々でした。
そんな私は自分の好きな空港に行けるインターン内容だから、という理由で参加しました。
それからこれは業界と関係ないですが、留学を終えて私が成長したことはなんだろう、どんな能力を発揮できるだろうとの考えから「自分試しをするため」にも企業で他の学生と関わりたいと思っていました。
インターン中は、非常に様々な刺激を受けました。
まず英語力。
少しだけ参加学生全員が英語を喋る時間があったのですが、まったく喋れない人は誰一人としていませんでした。
この刺激はとても自分にとってよかったです。留学帰りの浮ついた気分に待ったをかけることができたというか、純粋にみんなすごい、と思えることができた。
今や5人に1人が留学に行くらしいですね。本当にびっくり。
もちろんそうでない人も参加学生の中には多くいましたが、みんな自分の伝えたいことを最低限伝えられている印象を受けました。
次に、持っている知識の豊富さ。
私は物流業界やそれに関する時事ネタをまるで知らず、ずいぶんとチームのメンバーに尋ねまくったものです。
とりわけグループプレゼンをおこなうにあたり、知識や時事ネタを持っていることは非常に役に立つと感じました。ある主張や掘り下げをしたい時に具体例を出して検討することができるから。
いつも親に口うるさく言われている新聞を読むこと、アンテナを張ることの大切さを実感した次第。
そして、将来への志。
ある国で働きたい、海外ならどこでも行く、必ず物流業界へ行きたい
3年の夏でこういうことがはっきりと言えるってかっこいいな…って。
私は、年を重ねるごとに自分のやりたいことがどんどん見えなくなりつつあります。
国連で働きたい!と何も考えずに言っていた高校時代に比べ、海外の院に行くほど働こうと思えない今。
海外駐在してみたい!と海外への関心が膨らんでいた留学前に比べ、慣れない国や土地で過ごすことのタフさを知った留学後。
何をやるにも、絶対に悪い側面がある
私はそちらにばかり目を向けて、自分を可能性からどんどん遠ざけているのかな…と
でも、就活を終えた同い年の友人が「そんな夢みたいな仕事なんてないよ。みんな地道だよ」って教えてくれた
私はやりたい仕事を探す際、やりがいや仕事のダイナミックさを求める部分が大きかったため
友人のこの一言やインターンシップで現実を思い知らされました。
かつて打ち込めるほどに頑張れたアルバイトを振り返って考えてみると
今は美化された思い出も、案外人に言うとブラックじゃんって言われることが多かった
でも、私は自分がしていることに誇りを持っていたし、ステップアップができるやりがいも感じながら働いていました。そして何より楽しかった
好きじゃないけど嫌いではない、大変だけど悪くはない、と
自分のやってることって悪くないなって思えれば続けられるのかな。
もちろん夢を持てればそれが一番いいです。けど、年を追うごとに現実と理想の狭間で夢を持ちにくくなってしまったのかもしれません。
どの友達にも自己分析!って強く言われました。自信をなくしそうになるけど、私は私の頑張れることを少しずつ見つけていきたいなと考えています。
帰国直後のインターン選考に落ちた話
日本、暑い…
先日帰国し、タイトルにあるように早速インターンの面接を受けてきました。ただいま日本。
留学中もそうでしたが、留学の経験って就活に向けてどう生かせるんだろうってずっと悩んでました。別に留学してることがものすごくアドバンテージかって言えばそんなことはないし、でもどうアピールできるんだろうって。
で、これもまたタイトル通り。留学生、インターンに落ちました。
本当は面接直後にこの記事を書いていたのですが、投稿前に結果を知れたので書き直します。
インターンだし元の競争率が高いから落ちたって普通じゃない?って思うかもしれません。
しかし…私は去年この企業の同インターンシップ、書類と面接の二段階選考を見事に突破していたんです
今はものすごく落ち込んだ期間をなんとか乗り越えたので(たまに思い出すと引きずるけど)、反省点や留学と将来の関連についてなどを書きます。
面接では、帰国直後なのもあってか留学のことをたくさん聞かれました。
私は留学の現実と、それに対してどのように自分が対処していったかを主にお話しました。手応えはまあまあ。
でも、どこかで不安が取れなかった。その不安はいくつかから来ていました。
ひとつは留学を経ても自分の将来はあまり見えなかったこと、もうひとつは留学という経験に依存している自分がいたこと。
去年の面接では、インターンを留学前に経験してからの方が将来も見えやすいのでは、なんて偉そうに言っていたのを覚えています。将来だけでなく、留学という未知の経験に色んな期待をかけていました。
もちろん異国の地でいろんな経験をして、やりたいことが見えた!というのは素晴らしいことです。そこから将来に突き進めるでしょう。
しかし、すべての人がそうでないということを知りました。私はそっち側の人間にならなかった
知らない国で英語を話していれば夢ができるなんて、そんないい話があったら今頃みんな自分探しの旅に出ている。
もうひとつ、というか多分よりネックだったのは留学生という肩書きに自意識過剰になってしまっていたこと。
上にあるロンキャリの記事でも書いていますが、あの時に感じた「うわっ留学生きもちわる」っていうのは結局私もそうだったみたいです。
語学力だけでないのは十分に理解していてもやはり周りより英語が話せれば優越感はあるし、留学経験があれば国際的に活躍できそうな仕事やポジションを知らぬうちに意識してしまっていたり、もういろーんな無駄意識が自分の中で飛び散っているのを感じます。あーうざったい。最近そんな自分にものすごくいらいらします
それから留学をあまりにも意識しすぎた結果、何か大きな成長をしていなければ!という焦りもありました。でないと一年休学してまで行った意味が見いだせなくなる気がして。
その後、別のインターンシップ面接を受けることになり今度こそ大学のキャリアセンターに行きました。一人で悶々と考えたってこれは埒が明かないと思った
相談員の方に泣きながら相談して、色々アドバイスをいただきましたが一番腑に落ちたのは「あなたはステップアップをしなきゃという意識のもと自分でハードルを上げすぎているけど、人間そんな簡単に変われるわけじゃないんだから前の自分より少しだけ上に上がれていればそれでいいんだよ」という言葉。
私は自分で自分を苦しめていたんだなと気づきました。
でも正直、まだ苦しいです。就活のために留学していたわけじゃないのに、それを型にはめて話さなければならないのもしんどい。
結局落ちた理由なんてわからないけど、事実は事実だからかなり自信を失くしました。
これからの就活だけでなく就職してからも、そしてこの先ずっとこういった葛藤は続くのかなと思います。帰国子女の友人はもっとプレッシャーや偏見を感じると言っていたし。
でも今はなんとか整理をする時期なのかな。留学だけでなく、今までのことも全部。
就活をしていくなかで自分なりの着地点が見つけられるといいねって、キャリアセンターの方が言ってくれました。少しずつ自分らしさたるものを見つけていこうと思います。
イギリス周遊記:ブライトン
そういえば先日このブログへのアクセス数が1000を突破しました。
本当にそんなに読まれてるのか?という感じではあるけれども、一応まめに書き続けている甲斐はあるのかなと。同時に自分のためにもなるし、書くことは好きなのでこれからも続けていく所存です。
今回はイギリス周遊記第三弾、南部のブライトンについて。
ロンドンからのアクセスがいいだけでなく、ホリデーをビーチでゆっくり過ごしたいという現地の人の娯楽場でもあり人気のスポットです。
私は6月の初めに訪れましたが、まだ少し肌寒い日もあった他のイギリスの場所に比べブライトンはぽかぽかしていてとても気持ちよかったです。
最終日に行った絶景のセブンシスターズと合わせて、二泊三日の滞在記をどうぞ。
昼にブライトン駅へ到着し、宿泊したYHAホステルへ。
駅が中心地から少し離れており、ビーチに近いホステルまでは15分は歩いたかな。でもブライトン自体がけっこう小さな街なので、基本はすべて徒歩で移動できます。
ホステルに泊まるのは私も初めてでしたが、4人ならひとつの部屋を自分たちだけで使えるので安心!海も見えてバスルームも広く、少し繋がりにくいWi-Fi以外は言うことなしでした。
後二日の天気が微妙な予報だったため、さっそくブライトンビーチへ。
下はころころした大きな石なので、履くものは少し考えた方がいいかも。
でも陽にさらされた石はいい具合に温かくて、寝っ転がるとすごく気持ちよかったです。
観光地のブライトンピアはいわゆる普通の遊園地で人もそんなにいなかったので(まだこれからが観光シーズン?)てくてく端まで歩いただけ。ただここ、端まで歩こうとすると意外と遠いのでほどほどにやめておくのもありかも。
こっちの人って水着着て海入って遊ぶというより、海辺でひたすら寝っ転がって日焼けにいそしむのがメジャーみたい。私は海は見ているだけでいい派なので、みんながひたすら海辺でぼーっとしているここのビーチはとても居心地がよかった。
(マルタでのターコイズブルーの海に触発され、その後の沖縄旅行ですっかり海水浴好きになったのはまた別のお話)
夜ご飯を求めつつBritish Airways i360の方向へ。最近できた展望台。
まあこれはロンドン・アイみたいなものだと思えば簡単(つまり無駄に高い)
あたりにはシーフードレストランがたくさん。客引きが多いので、あんまり捕まりすぎないように気をつけてくださいね。私たちはよく喋ってくれる友達が上手い具合に封じ込めてくれました。助かる!
二日目は丸一日ショッピングデー。というのも、ブライトンはオリジナルのお店が街にいっぱい。イギリスは基本どのCity Centreに行っても同じブランドばかりなので、予想を圧倒的に上回るオリジナルブランドの数々に我々女子一行は大興奮でした。
LANESと呼ばれる小道。ここでショッピングができると観光ガイドには書かれているものの、ほとんどこれといった店はないので通る程度でいいかと。
有名なチョコレートショップが上の写真をいった先にあったと記憶しています。
お土産用にも色々あります。が、微妙に高かったので諦め…
どちらかというとここの通りの方がお店たっくさんある!
服屋でも買おうかものすごく迷ったのですが、私はすべてハンドメイドの物を売っているという雑貨屋さんでガラスの小物置きとピアスのショッピングをしました。
このピアス、£22とかなりお高かったけど本当にストライクで奮発しました。お店の人に商品をべた褒めしたら喜んでくれた。ポーツマスで作られたピアスで、ガラスの物たちは裏の工房で作ってるんだって。
そういえばブライトンの人はみんなすごく優しくて、話しててとても楽しい。ドライバーが道を譲ってくれたり、まあまあの観光地とは思えない地元の人たちの人の良さ。イギリスのいいところですほんと。
観光地のひとつ、ロイヤルパビリオンは外観だけ見学。
ガーデンがいいお散歩道。どんなとこでも寝る人々
あ、あとブライトンのジェラート屋さんが美味しすぎる。2つの店に行きましたが、オリジナルのフレーバーがたくさんあって選ぶのに必死でした。
スティックにさされたワッフルと一緒に。大好きなチェリー味。確かローズやショートブレッド味なんていうのもあったと思う
グルメとショッピングを堪能した二日目でした。
三日目はちょっと足を伸ばしてセブンシスターズへ
セブンシスターズとは、崖の名前です。石灰でできた白い断層が特徴。
友人が行きたい!と提案するまでまったく知らなかったけど、ここはとんでもなくいい。イギリスでもトップ3に入る絶景と気持ちよさだった。
セブンシスターズはイーストボーンという街の外れに位置し、ブライトンの中心地からバスで40~50分ほど。さらにそこから30分以上歩きます。
徒歩での向かい方は
―多少楽に向かえるけど崖全体は見えない場所に着くルート
―上に比べるとハードな道のりではあるものの、目的地では崖が全体的に見え海とセットで眺められるルート
の二つがあります
私たちはというと、途中でそれぞれのルートへの入り口がわからなくなり適当に進みました(笑) けっこう道のりが長い…ひたすら歩く。
途中すれ違う人たちがみんな挨拶してくれたり、励ましあったり。なんかほっこりすぎる。
予想以上にたくさん歩いてやっと見えてきたのはこの絶景。
ここで買ってきたサンドイッチを食べピクニック気分。本当に最高で、テンション上がりまくってすごく楽しかったです。
下に降りても海が。めちゃめちゃ綺麗。イギリスにもこんな海あるんだって感じ
実際はもっともっとキラキラしてた。透き通った青で、本当に綺麗って心から思った。
スタート地点にはパブが立っていました。帰りにここで一杯はなかなかの気持ちよさ。
ジェラートが美味しくショッピングは楽しく絶景まで堪能できるブライトン、小さいながらも上手く密集してて飽きることのない魅力的な街でした。イギリス周遊で回った中でも特に気に入ったかも。
イギリスで海といえばだいたいブライトンの名前を耳にすると思います。暑すぎない夏を楽しみたい方にぜひ!海辺はけっこう海風で寒いので、上着がひとつあるといいかもしれませんね。
留学先で触れた生の英単語・フレーズ2
サッカーがアツいですね。
私はこの前の日本戦をバーで観戦したところ、盛り上がりがすごくてとても楽しかった。もちろん日本人もいたからですが、こっちの人でも日本サイドが多い印象で拍手もより大きかったな~。
さて、今回は留学先で触れた英語シリーズ第二弾です。
・I would say~
wouldも使われることの多い助動詞のひとつ。とりわけ「私だったらこう言う」といういわば仮定形の文脈でこのフレーズが出てきます。他にもit would be greatなど、willだと直接的になる響きがwouldを使うことで柔らかい言い方になるのかもしれません。
・I mean
これが口癖の人は多いです。「つまり」という会話の潤滑油になります。
・bear in mind
bearってあんまり使わないけど、このフレーズでは登場します。「心にとどめておく」「覚えておく」など頭に置いておくことをいいます。keep in my mindと同じ意味ですが、keepを使っているのは聞いたことがありません。
・annoying
フラットメイトがよく使っていたし、街中でもたまに聞きました。「いらいらする」「むかつく」などとカジュアルに表現できる形容詞です。
・have got
最頻出フレーズのひとつ。というか王者。私もいまだに正確な日本語をあてはめられず、感覚で使っています。でも感覚をつかむと非常に便利なフレーズです。
イギリスで類稀に見る大雪が降ったとき、フラットメイトに"Have you got snow?"と話しかけられどのような意味なのかわからなかったです。とりあえず「うん、外で友達と遊んだよー」って返しときました。
あとはYou've got something to doで「やらなければならないことがある」など。
・make sense
最頻出フレーズその2。It makes sense.「それならわかる(納得・理解できる)」やDoes it make sense?「わかる?」ですが、とにかくこれも文脈と感覚による。
・Do you see what I mean?
最頻出フレーズその3。上のDoes it make sense?と同じように翻訳できますが、そっちが「意味わかる?納得できる?」という意味合いであるのに対し、こちらは「私の言ってることに追いつけている?」みたいな感じです。ニュアンスの違いって難しい。
ちなみにI see what you mean.と相槌を打つこともできます。
・To be honest
最頻出フレーズその4。honestlyと一単語にしてもまったく同じ意味ですが、このフレーズで使われることの方が格段に多いです。「正直なところ」と会話を始めます。
スラングのimao*と似た感じなのかもしれないですね。
*in my arrogant opinion「ぶっちゃけ」の略、恐らくアジア英語。でも他の英語圏でもMaybe it makes sense「伝わる」はず
・shame/ such a shame
shameって慣れるとすごーく使いやすいです。恥ずかしいこと、ではなく「残念」という意味です。日本の学校で「残念」にあてられるpityはあんまり使われない、というか使ってる人をまったく見ませんでした。
such a shameとも言うことができます。
・poor you
「かわいそうに!」という意味。病気にかかっていた頃のことを話したときによく言われました。相手への同情でThat's too badというフレーズを学校で習うかと思いますが、こちらも上と同様使っている人を全然見たことがない。
感覚で使うフレーズがいくつかありましたが、日常生活の中で身につけたり、日本にいたとしてもこういう時はこのフレーズって使えるかなと日々の中で考えることが大切なのではないかなと思います。
次回は留学で一番学んだのではないかと感じた助動詞についてまとめます。